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ぼくのともだち 白水Uブックス184
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2013/07/03 |
JAN | 9784560071847 |
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ぼくのともだち
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
「ぼく」は戦争で傷を負い、職もなく、年金で暮らしている。家族も彼女も、友達も、いない。孤独が僕を押し潰すというぼくは、毎日本当の友達を探してアクティブに街を散歩する。 けれど、彼は何とも残念な人で、自意識過剰でプライドも高く、女好き…。すぐ通りがかりの女の人を好きになったり、逆...
「ぼく」は戦争で傷を負い、職もなく、年金で暮らしている。家族も彼女も、友達も、いない。孤独が僕を押し潰すというぼくは、毎日本当の友達を探してアクティブに街を散歩する。 けれど、彼は何とも残念な人で、自意識過剰でプライドも高く、女好き…。すぐ通りがかりの女の人を好きになったり、逆にこの女の人はぼくのことを好きなんだ…なんて妄想し始める。 ストーカーまがいのことも軽くやってのける。 人の気を引くために、川沿いで今にも自殺しそうな演技までして、逆に他の人の自殺のお供をさせられそうになったり… 個人的にはかなり気持ち悪い人だと思った。だけど、多くの人の感想を読んでみると、彼のことを憎めない、とか、この本今までで一番好き、とか書いてある。うーん、私がシビア過ぎるんだろうか?? 何だかやることなす事、直ぐ変な方に行ってしまう「ぼく」。面白い人だなぁって笑っていいのかな?これってちょっと病的なんじゃ?なんて複雑な気持ちになったりもしてきて… ただ、こんな状態でも引きこもらず、失敗しても、あー僕は孤独だ、友達が欲しいと果敢に毎日外に出ていく主人公の逞しさは、かなりすごいと思う。 妙に気にかかる一冊でした。
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最初の入りの文と、最後の文の味がある。今までの本で一番好き。 主人公は孤独で友達が欲しいけど、高飛車で変わり者でなかなかうまくいかない。うざいなと読んでて思う時もあるけど、最後の最後に正直になった彼はなんだか可愛らしくも感じる。 寂しくてたまらなくて、紛らわすのに必死になる彼の気持ちには少なからず共感した。
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……思い当たる。 ひきこもりニート経験のある者は共感するだろう。 空虚を詩的なことばで埋めるかんじ。 実際やってることはしょーもないのだが。 タイトルは傑作。
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