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キャリア教育のウソ ちくまプリマー新書
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キャリア教育のウソ ちくまプリマー新書

児美川孝一郎【著】

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キャリア教育のウソ ちくまプリマー新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2013/06/07
JAN 9784480688996

キャリア教育のウソ

¥220

商品レビュー

4

45件のお客様レビュー

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2021/08/30

学生が就活前に読んでほしいもの キャリア教育の焦点が、職業や就労だけに当たってしまっている。 ② キャリア教育への取り組みが、学校教育全体のものになっていない。(教育課程から見て、〝外付け〟の実践になってしまっている。 キャリアとは、「これまでの、そしてこれからの人生の履歴」を...

学生が就活前に読んでほしいもの キャリア教育の焦点が、職業や就労だけに当たってしまっている。 ② キャリア教育への取り組みが、学校教育全体のものになっていない。(教育課程から見て、〝外付け〟の実践になってしまっている。 キャリアとは、「これまでの、そしてこれからの人生の履歴」を意味する。しかし、そこには、そうした「履歴」が〝変転の可能性を含んでいる〟という含意がある。少なくない〝節目〟や〝転機〟が存在することが想定されている。 キャリア教育とは、字義どおりに解せば、「キャリアのための教育」であろう。つまり、変化の激しい社会に 漕ぎ出ていって、そこで自らのキャリアを築いていくための準備教育で「児童生徒一人一人のキャリア発達を支援し、それぞれにふさわしいキャリアを形成していくために必要な意欲・態度や能力を育てる。 社会的な存在である人は、人生の履歴において、さまざまな「役割」を引き受けながら生きていく。 それは、役割を引き受けるという仕方で社会に参加し、貢献していくことでもある。   そして、そうした「役割」を担うことができるように成長すること、そのことを、自分の「生き方」として、自分の中に統合していけることが「キャリア発達」で ①「自己理解」系 ②「職業理解」系 ③「キャリアプラン」。 日本の職業世界では、専門職や専門的職種などを除くと、そもそも雇用は、ジョブ(仕事) によって切り分けられていない。文系のホワイトカラーなどでは、その枠内であれば、どんな仕事にも対応できることが求められる。職業世界の「現実」がこうであるのに、キャリア教育においては、「やりたいこと(仕事)」を明確にすることが求められる。──こうした対応関係には、もともと無理があるのではない。 ① 日本の雇用慣行においては、そもそもジョブ(仕事) に応じた採用や育成がなされないことが多い。 ② 「やりたいこと(仕事)」の見つけ方が、主観的な視点に偏ってしまう可能性がある。 ③ 「やりたいこと(仕事)」を、その実現可能性や社会的意味との関係で理解する視点が弱いように思わない。

Posted by ブクログ

2021/07/25

教採の面接対策にと一読。 教える側はもちろん,生徒や学生にも非常に読みやすい一冊でした。 社会構造から一昔前とは異なる雇用環境,崩れる終身雇用制,右肩上がりの非正規雇用。読者である私も非正規労働者です。大切なことは「この仕事」よりも自分の軸を持つこと。

Posted by ブクログ

2021/06/29

日本の学校の狭い「キャリア教育」の何が問題かをわかりやすく解説しています。「はじめに」に筆者が述べているように、本書は「ここが問題」ということを述べていて、逆説的に「何が必要か」を読者が考えるという構図です。 具体的にどんな職業があり、そこで働く人たちがどう働いて生活しているかを...

日本の学校の狭い「キャリア教育」の何が問題かをわかりやすく解説しています。「はじめに」に筆者が述べているように、本書は「ここが問題」ということを述べていて、逆説的に「何が必要か」を読者が考えるという構図です。 具体的にどんな職業があり、そこで働く人たちがどう働いて生活しているかを知らないまま「何になりたいか」と聞かれても、そりゃYouTuberしか出てこないよね、と納得する中身です。 新書ということもあって大展開できなかったと思いますが、具体的にどんな実践が考えられるか前向きに考えられる要素がもっと知りたいと思いました。

Posted by ブクログ

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