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合理的な神秘主義 生きるための思想史 叢書 魂の脱植民地化3
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青灯社 |
発売年月日 | 2013/04/26 |
JAN | 9784862280640 |
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合理的な神秘主義
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商品レビュー
4.2
9件のお客様レビュー
感想 なんか小難しい感じの本で、なかなか読みづらかったけど、本の進め方が斬新で面白かった。 体系的にそれぞれの哲学を理解していないとなかなか著者の主張を理解するのが難しかったので、まだまだ勉強が必要そうだな、、
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ばらばらとしたメモ: 興味のある思想家がたくさんのっていたので読んでみた。 読んでみると安富先生がこどもだった頃に傷ついた魂とやさしい心の物語だった。 愛着障害や毒親に関心のある人は読んでみてもいいかも。(私はどちらかというと関心ないほうだろうけど、読後不満はない。) P29...
ばらばらとしたメモ: 興味のある思想家がたくさんのっていたので読んでみた。 読んでみると安富先生がこどもだった頃に傷ついた魂とやさしい心の物語だった。 愛着障害や毒親に関心のある人は読んでみてもいいかも。(私はどちらかというと関心ないほうだろうけど、読後不満はない。) P291 ヴィットゲンシュタイン「語りえぬもの」、ポラニー「暗黙の次元」、アリスミラー「真実」から 「合理的な神秘主義」世界を支える神秘の力を前提とし、その発揮を阻害し抑圧するものを、合理的・科学的方法によって解明し、排除する。 対照的な「神秘的な合理主義」は、学問的知識と称するものの客観性や確実性をアプリオリに前提し、それを身に着けた専門家が正しく、専門用語を駆使できない素人は発言権がない、というような思考方法 P299 各家庭の親はこどもに社会認識の枠組みを押し付ける装置として機能 無意識のレベルに浸透 して人々を見事に操作 P89 スピノザ エチカ 神とはこの世界そのもの P168 ポラニー 客観的データの客観的操作によって客観的知識に到達するのが科学、という言説が迷信に過ぎない P205 フロム homo consumens 消費人 抑圧と不安の代償として、過食、買い物中毒、アルコール中毒、消費欲 P250 ーヴィクトリアンスタイルがヒトラーのような人を生んだのでは P287 官僚的といわれる性質 生存の不安から来る確実性や厳密性への渇望 他人からとやかく言われないため、叱られないためのもの P290 確実で厳密な真理を求めた人々は、特定の傷を帯びている 科学は便利なものを作り出すことで、コミュニケーションを歪め、環境を破壊してきた P300 仏陀の継承者である龍樹「戯論寂滅」 言葉を実体化するような使い方を排除し、縁起に沿って言葉を使え →幻影から脱出、真実へと向かう ーアリスミラー「才能ある人」が、子供時代に傷をおった魂には、バカ(リア充)はのびのびしていていいなぁ(悪気なく)、生命力や若さへの嫉妬のようなものが底流にある。(私はバカ自身なので、こんな風にひしひし感じることはない。)でも「極めて知的な人でも論理的厳密性に依存せず、当たり前のようになすべきことを自ら感じ取ることができる人」はいるらしい。(P286) これはへびの助言でりんごを食べたから仕方ない、楽園を追い出された原罪のようなもの、だろう。 葛藤なく、誰かが苦しんで考え抜いた真理の表面だけなぞる白々しさしか持ちえないとしたら、それも恥辱の罰ゲームで永遠の0番、The Foolなのだから。 ただやはり魂の傷については、才能や努力があったからこそ、もしかしたら誰にでもあるそういった躓きを越えたり、ばねにできたともいえる。
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読了して即、二周目オプショナルツアーに突入、の途中です(2019-08-16)。脳が快感に震える面白さだぜ…。感想文などおこがましい。思想史ガイドツアー的軽やかさの中を貫く安冨思想を味わう。それは安冨先生が「生きるため」に考え抜いたことなのです。主役はスピノザ『エチカ』で読む義務...
読了して即、二周目オプショナルツアーに突入、の途中です(2019-08-16)。脳が快感に震える面白さだぜ…。感想文などおこがましい。思想史ガイドツアー的軽やかさの中を貫く安冨思想を味わう。それは安冨先生が「生きるため」に考え抜いたことなのです。主役はスピノザ『エチカ』で読む義務が発生した、自分などに歯が立つのだろうか。と思うならこれを読めばいいのです。安冨先生は頭がいいのでわかりやすく書かれていますのよ!(2019-08-06)
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