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合理的な神秘主義 の商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

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2024/01/08

感想 なんか小難しい感じの本で、なかなか読みづらかったけど、本の進め方が斬新で面白かった。 体系的にそれぞれの哲学を理解していないとなかなか著者の主張を理解するのが難しかったので、まだまだ勉強が必要そうだな、、

Posted byブクログ

2020/10/11

ばらばらとしたメモ: 興味のある思想家がたくさんのっていたので読んでみた。 読んでみると安富先生がこどもだった頃に傷ついた魂とやさしい心の物語だった。 愛着障害や毒親に関心のある人は読んでみてもいいかも。(私はどちらかというと関心ないほうだろうけど、読後不満はない。) P29...

ばらばらとしたメモ: 興味のある思想家がたくさんのっていたので読んでみた。 読んでみると安富先生がこどもだった頃に傷ついた魂とやさしい心の物語だった。 愛着障害や毒親に関心のある人は読んでみてもいいかも。(私はどちらかというと関心ないほうだろうけど、読後不満はない。) P291 ヴィットゲンシュタイン「語りえぬもの」、ポラニー「暗黙の次元」、アリスミラー「真実」から 「合理的な神秘主義」世界を支える神秘の力を前提とし、その発揮を阻害し抑圧するものを、合理的・科学的方法によって解明し、排除する。 対照的な「神秘的な合理主義」は、学問的知識と称するものの客観性や確実性をアプリオリに前提し、それを身に着けた専門家が正しく、専門用語を駆使できない素人は発言権がない、というような思考方法 P299 各家庭の親はこどもに社会認識の枠組みを押し付ける装置として機能 無意識のレベルに浸透 して人々を見事に操作 P89 スピノザ エチカ 神とはこの世界そのもの P168 ポラニー 客観的データの客観的操作によって客観的知識に到達するのが科学、という言説が迷信に過ぎない P205 フロム homo consumens 消費人  抑圧と不安の代償として、過食、買い物中毒、アルコール中毒、消費欲 P250 ーヴィクトリアンスタイルがヒトラーのような人を生んだのでは P287 官僚的といわれる性質 生存の不安から来る確実性や厳密性への渇望 他人からとやかく言われないため、叱られないためのもの P290 確実で厳密な真理を求めた人々は、特定の傷を帯びている 科学は便利なものを作り出すことで、コミュニケーションを歪め、環境を破壊してきた P300 仏陀の継承者である龍樹「戯論寂滅」 言葉を実体化するような使い方を排除し、縁起に沿って言葉を使え →幻影から脱出、真実へと向かう ーアリスミラー「才能ある人」が、子供時代に傷をおった魂には、バカ(リア充)はのびのびしていていいなぁ(悪気なく)、生命力や若さへの嫉妬のようなものが底流にある。(私はバカ自身なので、こんな風にひしひし感じることはない。)でも「極めて知的な人でも論理的厳密性に依存せず、当たり前のようになすべきことを自ら感じ取ることができる人」はいるらしい。(P286) これはへびの助言でりんごを食べたから仕方ない、楽園を追い出された原罪のようなもの、だろう。 葛藤なく、誰かが苦しんで考え抜いた真理の表面だけなぞる白々しさしか持ちえないとしたら、それも恥辱の罰ゲームで永遠の0番、The Foolなのだから。 ただやはり魂の傷については、才能や努力があったからこそ、もしかしたら誰にでもあるそういった躓きを越えたり、ばねにできたともいえる。

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2019/08/16

読了して即、二周目オプショナルツアーに突入、の途中です(2019-08-16)。脳が快感に震える面白さだぜ…。感想文などおこがましい。思想史ガイドツアー的軽やかさの中を貫く安冨思想を味わう。それは安冨先生が「生きるため」に考え抜いたことなのです。主役はスピノザ『エチカ』で読む義務...

読了して即、二周目オプショナルツアーに突入、の途中です(2019-08-16)。脳が快感に震える面白さだぜ…。感想文などおこがましい。思想史ガイドツアー的軽やかさの中を貫く安冨思想を味わう。それは安冨先生が「生きるため」に考え抜いたことなのです。主役はスピノザ『エチカ』で読む義務が発生した、自分などに歯が立つのだろうか。と思うならこれを読めばいいのです。安冨先生は頭がいいのでわかりやすく書かれていますのよ!(2019-08-06)

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2018/06/28

・学習の喜びという人間の本性への注目が、孔子の思想の根幹。 ・「人には皆、人に忍びざるの心がある。」 ・身体反応が正しく作動し、それを認識することのできる状態が「仁」である。 ・「世界は私一人のために阿弥陀によって与えられている」という受け止め方こそが、この世界をありがたく受け止...

・学習の喜びという人間の本性への注目が、孔子の思想の根幹。 ・「人には皆、人に忍びざるの心がある。」 ・身体反応が正しく作動し、それを認識することのできる状態が「仁」である。 ・「世界は私一人のために阿弥陀によって与えられている」という受け止め方こそが、この世界をありがたく受け止めて、この上なく大切にする姿勢を生み出す。 ・マルクスの思想の欠陥は、人間の理性に対する過剰な信頼と、Com-の呪縛のせい。 ・もしどうしていいか判然としない場合には、それもまた如来の「妙巧」なのであるから、これまた虚心坦懐に「指令を待ちつつ満足」して迷っておれば良い。二項対立ではなく、二項同体の思考法。 ・語りうるものによって全てを覆い尽くそうとする妄想。 ・神秘的な生きる力を阻害するものが「暴力」。暴力の本質を明らかにし、それを排除する方法を考えるのが、全学問のテーマ。 ・「生きている」とは、外界からの影響と外界への行為との、絶え間ない流れに参加するということ。 ・ミルグラムの「アイヒマン実験」は、同じ状況下においても、きっぱりと拒絶できる、心の安定した「君子」が実在することを実証した。 ・人間行動にとって本当に大切なことは、自分の状況をどのように把握するかである。 ・子供が無条件に受け入れられておらず、子供が何らかの「良いこと」をした時だけ「生存キップ」が発行されるような家庭に「才能のある子」が出現する。 ・子供の魂を守ること。子どもから子ども時代を奪わぬこと。これが多くの先人の知恵の教える所だと、私は理解している。

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2013/09/16

オプショナル・ツアーで読み終わりました。 通しで読んだ後なので、なるほど、わかりやすかったです。 しかし、まだまだ読み込みたい本であります。

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2013/07/08

自分自身の人生に意味を求める。 普通、そうだろう。 著者も、自分のやっていることが正しいのかそうでないのか、自問自答しながら人生を送り、先人の思索に触れることにある。 出会ったのが、ヴィットゲンシュタイン、ヴィットゲンシュタインとて、ある日突然ヴィットゲンシュタインになった...

自分自身の人生に意味を求める。 普通、そうだろう。 著者も、自分のやっていることが正しいのかそうでないのか、自問自答しながら人生を送り、先人の思索に触れることにある。 出会ったのが、ヴィットゲンシュタイン、ヴィットゲンシュタインとて、ある日突然ヴィットゲンシュタインになったわけではない。 彼も、色んな先人の思索の影響を受け、「語りえぬもの」に出会った。 著者の言う「合理的神秘主義」の系譜が仮説として述べられている。 「魂の脱植民地化」から「合理的神秘主義」へ。 著者の、今後の著作に注目して行きたい。

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2017/10/28

合理的な神秘主義とは「世界を支える神秘の力を前提とし,その発揮を疎外を抑圧するものを,合理的・科学的方法によって解明し,排除する」姿勢を意味する。この観点から編まれた思想史は,いわば伏流であるが,自分にとっては馴染みやすいものであった。なお,本書には「オプショナルツアー」という仕...

合理的な神秘主義とは「世界を支える神秘の力を前提とし,その発揮を疎外を抑圧するものを,合理的・科学的方法によって解明し,排除する」姿勢を意味する。この観点から編まれた思想史は,いわば伏流であるが,自分にとっては馴染みやすいものであった。なお,本書には「オプショナルツアー」という仕掛が有り,テーマに沿ってパラグラフを行ったり来たりして楽しむこともできる。これもまた,新鮮な読書体験だった。

Posted byブクログ

2013/05/24

「ヒトリ読書会」ができる!という超オモシロイ構成の本。読書会の案内人は「安冨歩」。読書会参会者は、「あなた」と、古今東西の哲学者たち。 読書会のテーマは以下の4つ。 「学習とは何か?人間社会の秩序としての学習」 「変転する世界をどう生きればいいか?」 「この複雑な世界を知るとい...

「ヒトリ読書会」ができる!という超オモシロイ構成の本。読書会の案内人は「安冨歩」。読書会参会者は、「あなた」と、古今東西の哲学者たち。 読書会のテーマは以下の4つ。 「学習とは何か?人間社会の秩序としての学習」 「変転する世界をどう生きればいいか?」 「この複雑な世界を知るということ」 「スピノザで紐解く合理的な神秘主義について=生きられることを『神秘』と捉え、その神秘的力を阻害するものを明らかにして、解除する」 案内人の指示に従い、時空を越えて、各参加者(哲学者)の著書から重要なところを発言していただきつつ、行きつ戻りつする。(実際には、本を前後に行ったり来たりめくることになります。) この構成いいなあ。読み飛ばすという不作法ができません(笑) 構成もいいですけど、、、 でも、個人的に、私にはこの本が必要だと思いました。 というのも「生きる」ために必要な哲学についての真剣な考察だから。 また、素晴らしいと思うのは、この「読書会」で語られる内容は「(著者)自身による『誤解』の正確な描写だ、と思っていただいたほうが良いであろう」と前置きがあること。 結局、考え、理解するのは、読者=わたし自身。 さて、あなたはこの読書会に参加しますか? そして、どのような問いをたて、発言をされるのでしょうか? 第2回、第3回読書会はぜひご一緒に! 本書はこれからはじまる先のなが〜い読書会の善きガイドマップです。

Posted byブクログ

2013/05/12

エピクロスの章が好きだなぁ。 エピクロスええこと言うてる。 龍樹の章がむずかしくて撃沈しております… でも頑張って読む~

Posted byブクログ