
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1222-02-03
コリーニ事件

定価 ¥1,760
220円 定価より1,540円(87%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2013/04/12 |
JAN | 9784488010003 |
関連ワード | フェルディナント・フォンシーラッハ / 酒寄進一 / 外国の小説 |
- 書籍
- 書籍
コリーニ事件
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
コリーニ事件
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.8
60件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
事件は明白なのだが、動機が不明。それを明らかにしていく。とはいうものの、すべては詳細に語られず、時にはすっ飛ばすことも。だから、きっかけとなったワルサーP38がそれを象徴するものなのか、私にはわからない。戦争責任とは何か。 ”物事は込み入っていることが多い。罪もそのひとつだ” 日々、そう思うよ。 聖地巡礼できそう。ベルリンへ行きたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
単純な殺人事件と思われた事件の影から、ナチによる戦争犯罪が姿を現す法廷サスペンス。 著者シーラッハは弁護士でもあり、また、祖父がナチ党全国青少年最高指導者でもあったという背景もあるせいか、淡々とした筆の中にも常に寂寥とした空気を感じさせる。そして、その分、主人公ライネン弁護士が真理に辿り着くシーンの熱が際立っている。 「彼は何年にもわたって教授の講義を聴いてきた。法文を読み、教授たちの解釈を学び、刑事訴訟を理解しようと努めてきた。だが今日、自ら発言しながらはじめて、問題はまったくべつのことだと思い至った。問うべきなのは、虐げられた人のことなのだ」 平易な文体ながら(もしくはそれも相まって)、法よりも「社会を信じている」というこの作品全体に流れる思想と、その力強さを感じさせて胸に迫る。
Posted by
67歳のイタリア人、コリーニが殺人容疑で逮捕される。この事件の裏にはある真実があった。 なるほど、ドイツらしい小説である。法廷劇はスリリングで読み応えがあるし、200ページに満たない短い作品なのに読み応えは抜群。謎解きとしてもそうだが、人間ドラマとしても素晴らしい。良い一冊だ。
Posted by