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特捜部Q キジ殺し ハヤカワ・ミステリ文庫
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特捜部Q キジ殺し ハヤカワ・ミステリ文庫

ユッシエーズラ・オールスン【著】, 吉田薫, 福原美穂子【訳】

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特捜部Q キジ殺し ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2013/04/11
JAN 9784151794520

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特捜部Q キジ殺し

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商品レビュー

3.7

68件のお客様レビュー

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2026/03/01

今回は特に事件が猟奇的、残酷、人の醜さをこれでもかと見せ付ける。あわや読むのもここまでかと思ったが、2作目になると、お馴染みはいい、やはり応援をするべきでしょう。か。 2011年11月発行。それでもポケミス490ページは長いので、話は相当多岐に亘る、登場人物も多いのかと思ったが、...

今回は特に事件が猟奇的、残酷、人の醜さをこれでもかと見せ付ける。あわや読むのもここまでかと思ったが、2作目になると、お馴染みはいい、やはり応援をするべきでしょう。か。 2011年11月発行。それでもポケミス490ページは長いので、話は相当多岐に亘る、登場人物も多いのかと思ったが、まったく見当はずれで読みやすかった。 読みにくい名前に慣れたということもある。 ミレーデ・ルンゴー事件を解決して、特捜部Qのカール警部補は名前を知られるようになっている。 ノルウェーから視察団がくるということで、地下の部屋を整えるのに大童、そこに新人のパンク頭の女性ロースが配属されてくる。一癖ある彼女もカールにとって悩みの種になりそうだった。が、なぜかアサドとは気が合い、カールの課題も軽くこなす。なかなか有能なところがあった。 今回の特捜部Qは、富裕な家庭の師弟が通う寄宿学校で20年前に起きた事件を調べる。 犯人は10年前に自首して収監されている。しかしカールの机の上にはどこからか来たのか分厚い事件関連ファイルがあり、犯人にもいささか疑問がある。 この事件は根が深いように感じられた。 20年前に兄妹が殺され、家庭は崩壊した。妹のボーイフレンドは警察官になっていた。 当時の家を訪れたカールは廃屋を調べ、事件から手を引こうとした。犯人は自首しているのだ、アサドは言った「理解できません」「だって被害者のために何か出来るのはわたしたちだけではありませんか」 寄宿学校の卒業生たちは、それぞれ事業で成功し、親から譲られた以上の名声を得、社会の上層部に大きな影響力を持つようになっていた。 現在でも、当時の事件に関わった5人が集まって、余暇は広大な土地に建つ別荘で過ごし、株取引で成功したウルレクが、世界規模で集めた猛獣や鳥などを放して狩り、そこでさまざまな犯罪隠匿の相談をしていた。 彼らは寄宿生時代から、弱者を見つけて殴打し死に切れないものには大金を渡して口を封じ、死んだものは密かに処分していた。 寄宿生仲間にキミーという女性がいた。彼女はグループの中でおとりになって被害者をおびき寄せ、罪の意識なく最後には死ぬほどの暴行を加える役だった。 しかし、仲間に犯され妊娠する、子供に愛情が芽生え始めたころに、妊娠を封じたい仲間に暴行を受け流産する。その後、その恨みから身を隠し、仲間を狙い始める。 使いきれない財産を犯罪に使い、異常な性癖を満足させてきたグループをカールたちは追う。 キミーも狙っている。 カールは類似の事件から手がかりをつかむ。 邪魔者は仲間でも殺す犯人たち。犯罪捜査は徐々に絞られ、「Q]とキミーは命の危険を感じつつ最後の戦いに臨む。 文中に交互に現れる犯罪者たちの現在と、カールたち特捜部の捜査。 社会では学閥になっている寄宿生たちのかばいあう関係は、警察の中まで及んでいて妨害に会い、捜査は難航する。 彼らの猟奇的なおぞましい話が延々と続き、このシリーズを読み始めたのは選択ミスではないかと思うほどだった。 実はこの点で少し私的な評価が下がる。容赦ない殺しやスプラッターは嫌いではないが、現実に醜い報道などが続いているとフィクションと割り切ってもお腹いっぱいの時がある。でも2作読んででつい馴染んでしまった。「Q」を見つけたら読んでしまいそうな予感がする。 檻の中の女 キジ殺し

Posted by ブクログ

2025/11/28

読んでいても気分が悪くなる悪党たちが、どういう結末に陥るのかに引き込まれました。特に大きな謎があるわけでもなく、ストーリー的には、可もなく不可もなくといったところですが、カールとアサドのコンビも健在で、加えて新キャラも登場。今後の更なる広がりと人物の深掘りも楽しみです

Posted by ブクログ

2025/08/11

▼特捜部Qのシリーズ第2弾。デンマークの警察小説。第1作はオモシロかった。何といっても、これはバディものなんです。 〇デンマーク警察の腕利き現場たたき上げ中年刑事・カールさん (妻に逃げられ仕事中毒、腕っぷしが強く昔気質、、、という昔ながらの男っぽい刑事) 〇デンマーク警察に...

▼特捜部Qのシリーズ第2弾。デンマークの警察小説。第1作はオモシロかった。何といっても、これはバディものなんです。 〇デンマーク警察の腕利き現場たたき上げ中年刑事・カールさん (妻に逃げられ仕事中毒、腕っぷしが強く昔気質、、、という昔ながらの男っぽい刑事) 〇デンマーク警察に雇われている、助手(雑用係)の、アサドさん。 (アラビア系の人。デンマーク語はしゃべれるけれど、不法移民なんじゃないかという疑惑。ところどこに能力が高いが、いろいろが不明) という奇妙な男ふたり(刑事と、助手)のバディもの、というのがいちばんの魅力です。 ▼ということはこのバディがオモシロければ、ひとつひとつの事件はそれほどでもなくても愉しめてしまうわけですが、今回は個別事件としては、「変態エリートたちの長年の殺人趣味を暴く」ということになります。そして、きらり輝くのが、キミーという名の、40台?くらいかの女性です。 <悪者たち(男性たち)の昔からの被害者でもあり> <同時に共犯者として加害も繰り返してきた> という存在で、キミーは変態エリートたちがまぎれもなく殺人に何件も加担してきたということを証明できる動かぬ証拠を握っている。そして、とある理由から、変態エリートたちを皆殺しにしようとしている。 ▼よくある手法ですが、 A 主人公たちの動き B 悪者たちの動き C キミーの動き この三つが交錯して語られながら、「過去になにがあって、この人たちはこーなってるんだろうか」ということが読者に暴かれて行きます。 ▼落ちのありかたは、それほど斬新でも衝撃でもなかったんですが、結局はするすると読めてしまったのでそこはありがたく満足。 あと、物語内で変態殺人嗜好エリートたちが、映画「時計仕掛けのオレンジ」に多大な影響を受ける、ということが描かれるんですが、やっぱりあの映画はすごいインパクトがあるよなあ、とあらためて。さすがキューブリック。そして、「時計仕掛けのオレンジ」と「if…もしも」の2本でしか見たこと無いんですが、その2本で強烈な存在感を放ったマルコム・マクダウェルさんってすごかったなあ、と久々に思い出しました。

Posted by ブクログ