- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-16-05
タタール人の砂漠 岩波文庫
定価 ¥1,012
990円 定価より22円(2%)おトク
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2013/04/18 |
| JAN | 9784003271919 |
- 書籍
- 文庫
タタール人の砂漠
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
タタール人の砂漠
¥990
在庫なし
商品レビュー
4.1
226件のお客様レビュー
表紙が素敵。 人生において"何か"を待ちわびるときも、何も起こらないことを祈り続けるときもあるだろうが、災害大国の住人は後者の時間が圧倒的に長く、この物語が普遍的なものだとは思わないのではないか? …という読後感だったが、ネット上のレビューをみる限り自分はマ...
表紙が素敵。 人生において"何か"を待ちわびるときも、何も起こらないことを祈り続けるときもあるだろうが、災害大国の住人は後者の時間が圧倒的に長く、この物語が普遍的なものだとは思わないのではないか? …という読後感だったが、ネット上のレビューをみる限り自分はマイノリティ側のようだ。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『地下室の手記』と同じタイプの本。こちらはそっと握ったナイフを、音をたてないようにゆっくり刺してくる。 読み心地としては、一文がかなり長いので、読みづらい部類に入る気がする。砂漠も砦も夜空の星もとても綺麗なのだが。 内容的にも、人にオススメはしないけど、読んで欲しい本。 自分は何者かになれるという甘い希望が押し潰される。そして、いつでも戻れると考えているうちに、若さというものは飛ぶように消え去り、もはや周りには誰も残らず、自分は『何者にもなれなかった一人』であるということに気がつく。ドローゴは英雄的な活躍、恋、友情や愛情のどれもを待ち望むも、それは遠い地の光であり、それが近づいてくるのをじっと待つうちに全てを失うのだ。 誰もが彼を追い越し、先に進んでいく。自分の中では町は昔のまま、戻ればかつての自分の席があるような気がしていたのに、友人は出世し、結婚し、兄弟たちも外国へ行き、恋も待っていない。時と死だけはいつも公平に降り注ぐのに、それに気づかなかった自分だけがその場に残されたような気になる……。 愚かというには身に覚えがありすぎるのではないだろうか? ほとんどの人にとって自分は特別なものだ。砂漠の向こうから敵がやってきて、自分がそれを打ち倒し、功績を讃えられる……このような夢想をすることもあるだろう。しかし、そんな日は訪れない。 『タタール人の砂漠』は、静かに現実を突きつけてくる。だけど、『そんな日が訪れない』ことを理解するのは難しいし、歳を取ることの意味を、失うものの価値を理解するのは難しい。 怖かったのは、何もしてない人ほど心が若いのでは……と思わされたことか。 読んでいて、「君は若い」という言葉が出てくるたびに、額面通りに受け取ってはいけないなと思った。だって、『期待』に時間を費やさず、その若さを活かせる人はどれだけいるのだろう。時間は有限で、自分のために使える時間はもっとずっと少ない。 あと、大抵の場合、何かを選択した時には、『戻る』という選択肢は存在しないのであしからず。
Posted by 
時の流れの残酷さ。私は今から何かを変えられるのだろうか。このまま加速度的に時だけが進むのだろうか。儚い希望は、現実に起こらずに妄想のままなのだろうか。目が覚める思いもしたが、私の現実での選択は結局ドゴールと同じだ。
Posted by 
