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ビブリア古書堂の事件手帖(4) 栞子さんと二つの顔 メディアワークス文庫
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ビブリア古書堂の事件手帖(4) 栞子さんと二つの顔 メディアワークス文庫

三上延(著者)

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ビブリア古書堂の事件手帖(4) 栞子さんと二つの顔 メディアワークス文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング
発売年月日 2013/02/22
JAN 9784048914277

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ビブリア古書堂の事件手帖(4)

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商品レビュー

3.9

845件のお客様レビュー

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2026/06/21

再会は感動なく。 これだけのコレクションを持っていたら、価値を知っている者からすると宝の山にしか見えず羨ましい空間だろう。

Posted by ブクログ

2026/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ビブリア古書堂の事件手帖栞子さん第4弾ですね。いつもは短編集ですが、今回はなんと長編小説でした。 遂に母との再会!というか直接対決?貴重な古書のあるところに引き寄せられてくる親子です。 江戸川乱歩の怪人二十面相の話は度々出ていたのに、実は依頼人の二人は入れ替わっていたのは全く気づきませんでしたね。よくよく見ると、タイトルの「二つの顔」はそういうことだったのか?または瓜二つの栞子親子のことなのか、志田の二面性のことだったのか?エピローグは志田についての話でしたね、まさかのお前だったのかー!という、そして大輔が問い詰めてて、栞子さんの影響が出てきているかなと思いました。 まぁまぁそんなことより、なにより…… 大輔よく言ったーーーーー!!!!!!! やっと気持ちを伝えられましたね。まっすぐに気持ちを伝えられる大輔が大好きです。エピローグでその後の話聞けると思ってたのに全然違うシリアスなお話でした。大輔が栞子さんを守るための行動だと思いますので次巻まで待っておいてやりましょう!

Posted by ブクログ

2026/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古書の謎解きを巡って様々な人間関係が交錯する模様を描いた、シリーズ第4弾。存在感を増してきた栞子の母智恵子が今作ついに登場。美人店主とその母の頭脳戦対決の様相も呈してくる。 来城慶子からその妹を介して依頼が来た。鹿山明の遺品である膨大な江戸川乱歩のコレクションを譲る代わりに、彼の遺した金庫を開けてくれという。金庫は3重のロックがかかっていて、一つはダイヤル、2つ目は鍵、そして3つ目に暗証文字だ。ダイヤルだけはメモに残っていたが、鍵の所在と暗証文字は依然不明のまま。中には乱歩にまつわる貴重な品が入っているらしいが、開けてからのお楽しみということで、教えてくれない。依頼を受けるにあたって表紙を見ずに乱歩の作品『孤島の鬼』を当てるというちょっとしたテストをクリアした栞子は、鍵を求めて鹿山家を訪れる。鹿山明は地元名士であり厳格な教育者だったことから、生前は身内の誰にも妾をかこっていた事実を明かしていなかった。死後判明した愛人の存在に、それゆえ鹿山家の人々はいい顔をしない。大の乱歩ファンであることを家族にもひた隠しにしてきた鹿山氏の自宅蔵書には、乱歩本は1冊も見当たらない。が栞子は、鹿山家のどこかに乱歩の少年探偵団シリーズが隠されており、金庫の鍵もそこにあるはずだと目星をつけていた。鹿山家の長女で出戻りの直美は、現在井上氏のヒトリ書房で働いていた。実は彼らは幼馴染で、兄の鹿山義彦と3人で少年探偵団ごっこに興じていた仲だった。栞子は、彼女が亡父の隠し場所を知っていると察する。果せるかな、直子は父の書斎の椅子に仕掛けがあることを知っていた。そこから乱歩の少年探偵団シリーズが出てきた。しかし、鍵は見つからない。さらに栞子は直子の言葉からヒントを得て、書斎の重厚な扉に隠し棚が備え付けられていたことを発見。鍵もそこにあった。 義彦の息子から二銭銅貨のレプリカを受け取った栞子たちは、その中から暗号文を見つける。当初解読に難儀した栞子だったが、それが乱歩が『二銭銅貨』の作中でミスった設定通りに解読せよ、という仕掛けだと理解。見事暗号を解いて金庫を開封した。中から出てきたのは、乱歩の『押絵と旅する男』の幻の初稿版と思しきや、題名を見ると『押絵と旅する女』となっている。栞子がその紙束を確認する暇も与えずに、車いすの来城慶子を残してその妹田辺邦代は消えていた。 些細なハプニングから来城慶子と田辺邦代は入れ替わっており、車いすのほうが妹の邦代だったと気づいた栞子は、本物の来城慶子を追いかける。来城慶子が言うには、その紙束は乱歩の幻の初稿などではなく、鹿山自らが描いた作品だという。愛する人から贈られた遺品を胸に旅に出ると語る慶子。実は以前、彼女は篠川智恵子から金庫の中身を自分に売ってくれと打診されていたが、彼女はそれを断わっていた。そして栞子からも立ち去った。そこへ篠川智恵子が登場。栞子に、今から二人で彼女を追いかけ、持って行った紙束が本当に乱歩の遺稿でなかったのかどうか確かめようと誘う。しかし栞子はその誘いを断り、母に背を向けるのだった。 本作でいよいよ篠川智恵子がリアルに登場する。栞子が母と怪盗&探偵バトルでも繰り広げるのかと思いきや、どうやら知恵比べによる、お宝争奪戦の様相を帯びてきたのが面白い。智恵子の得体の知れなさという触れ込みも、回を重ねるごとにだんだんその言わんとしてきたことがわかってきたように感じる。もともと、頭の切れる母智恵子を不気味だとか、得体のしれぬ、と散々ネガティブに描いてきてることにやや違和感があった。名探偵ホームズが些細な兆候から見事相手の経歴や人となりを言い当ててしまう手法は、探偵小説の醍醐味であり、読者にとって好ましいキャラ設定のはずだ。そうしたキャラを読者は期待するはず。なのに本シリーズでは、そんなクレバーなキャラをあえて「不気味だ」と周囲の人をして警戒させているのだ。違和感が生じて当然だろうと思っていた。しかし本シリーズも第4弾まで重ねると、また違った情緒が立ち現れてくる。本作はあくまで古書にまつわる人間模様に焦点を当てることが原点だ。単なるミステリーものとはそこが決定的に違う。必然的に人の心のひだや感情の動きをエンタメチックではなくリアルにとらえていくことになる。それには人間自身を語らせる「古書」というものに迫っていく覚悟が必要であり、それだからこそ、単なるクレバーさを痛快に受け止めるエンタメものとは一線を画しているのだな、と思った次第である。

Posted by ブクログ

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