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初陣 隠蔽捜査 3.5 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2013/01/29 |
| JAN | 9784101321585 |

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本編のスピンオフ。今回の主役は伊丹刑事部長。 [指揮] 伊丹のもとに内示が届く。福島県警の刑事部長から警視庁の刑事部長へ異動となる。 引継ぎの準備等で忙しくなる中、管内で、変死体が発見されたという連絡が入る。伊丹はいわき中央署に捜査を立ち上げ、そこで捜査の式を取り始める。後任...
本編のスピンオフ。今回の主役は伊丹刑事部長。 [指揮] 伊丹のもとに内示が届く。福島県警の刑事部長から警視庁の刑事部長へ異動となる。 引継ぎの準備等で忙しくなる中、管内で、変死体が発見されたという連絡が入る。伊丹はいわき中央署に捜査を立ち上げ、そこで捜査の式を取り始める。後任の刑事部長、時任への引き継ぎは、捜査本部で行うことにした。5時15分になると時任が帰りたくを始めた。驚く伊丹に、時任は自分は前任者のやり方を踏襲するつもりはないと言う。このまま事件の方がつくまで見届けるか、警視庁で着任の報告をするべきか迷う伊丹は竜崎に相談する。伊丹に対して龍崎は両方やればいいという。警視庁の総務部に 着任の連絡をし、その出張扱いで捜査本部に残ればいいというのだ。そんなことはできるのかと疑っている。痛みに対して刑事部長なのだから、それだけの権限があるはずだと竜崎は言う、 [初陣] 確認して1週間か経ち、伊丹は刑事総務課長からさまざまなレクを受けていた。特に大きな事件もなかったが、警視庁内は重苦しい空気に包まれていた。ある県警の裏金が問題になっていたのだ。そんな時、伊丹に警察庁の長官官房から電話が入る。総務課長に着任していた竜崎からだった。国会で長官の答弁を準備しないといけないので困っているという。竜崎でも困ることがあるのかと驚く伊丹だったが、自分の知っていることを話し始める。 [休暇] [懲戒] [病欠] [冤罪] [試練] [静観]
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伊丹氏視点の短編集。もし伊丹氏が主人公だったら、「隠蔽捜査」シリーズはちょっと面白い普通の警察小説レベル止まりだったと思う。やはり竜崎氏という合理の化身と、伊丹氏という人情・感情の二人による二極構造がおもしろいのだ。竜崎氏の思考の軌跡や心の声がないと、なにか物足りない。とはいえ、...
伊丹氏視点の短編集。もし伊丹氏が主人公だったら、「隠蔽捜査」シリーズはちょっと面白い普通の警察小説レベル止まりだったと思う。やはり竜崎氏という合理の化身と、伊丹氏という人情・感情の二人による二極構造がおもしろいのだ。竜崎氏の思考の軌跡や心の声がないと、なにか物足りない。とはいえ、本書では「隠蔽捜査」シリーズ1〜3巻までの裏側が見れるという点では楽しめた。 ただ、伊丹氏には少し嫌悪感を覚える。小学生時代に竜崎氏をいじめていたことを思い出したにも関わらず、謝罪もなければ反省もしない。「忘れていたというより、罪の自覚がなかったのだ」とまで言う始末。いじめとはいつもこうではないか。加害者側に罪の自覚がなく、被害者は受けた傷を一生忘れない。伊丹氏は警察官という立場にありながら、なぜ被害者側の気持ちを汲み取れないのだろうか。これを思い出した後でもなお、彼は「俺とおまえの仲じゃないか」と言い、竜崎氏と普通に言葉を交わすのだ。 その鈍感さというか自己中心さは、いかにも普通の人間らしくもある。竜崎氏という少し現実離れした役のそばで、もっとも人間臭くて読者の心に近い役が伊丹氏なのかもしれない。 以下、本書より抜粋。 「みんな、自分が組織の一員であることを忘れて、できないことを背負い込むから悩むんだ。手に余る事柄は上の者に任せる。それでいいんだ。」
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盟友、伊丹刑事部長が主人公のスピンオフ短編集。前作『疑心』とつながっている短編もあるらしいので続けて読みました。池波正太郎氏に連なる日本人のシリーズ物好きなDNAを満たしてくれる安心のクオリティ。
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