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初陣 隠蔽捜査 3.5 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2013/01/29 |
| JAN | 9784101321585 |

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商品レビュー
4
172件のお客様レビュー
シリーズのスピンオフ短編。本編1〜3を読んでから本書を読むのが推奨される。 伊丹から見た竜崎。 本編から竜崎を通して見る伊丹のパーソナリティとは随分違って見えて懊悩している。 短編のどれもが小気味よく少しほろっと来る。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
伊丹氏視点の短編集。もし伊丹氏が主人公だったら、「隠蔽捜査」シリーズはちょっと面白い普通の警察小説レベル止まりだったと思う。やはり竜崎氏という合理の化身と、伊丹氏という人情・感情の二人による二極構造がおもしろいのだ。竜崎氏の思考の軌跡や心の声がないと、なにか物足りない。とはいえ、本書では「隠蔽捜査」シリーズ1〜3巻までの裏側が見れるという点では楽しめた。 ただ、伊丹氏には少し嫌悪感を覚える。小学生時代に竜崎氏をいじめていたことを思い出したにも関わらず、謝罪もなければ反省もしない。「忘れていたというより、罪の自覚がなかったのだ」とまで言う始末。いじめとはいつもこうではないか。加害者側に罪の自覚がなく、被害者は受けた傷を一生忘れない。伊丹氏は警察官という立場にありながら、なぜ被害者側の気持ちを汲み取れないのだろうか。これを思い出した後でもなお、彼は「俺とおまえの仲じゃないか」と言い、竜崎氏と普通に言葉を交わすのだ。 その鈍感さというか自己中心さは、いかにも普通の人間らしくもある。竜崎氏という少し現実離れした役のそばで、もっとも人間臭くて読者の心に近い役が伊丹氏なのかもしれない。 以下、本書より抜粋。 「みんな、自分が組織の一員であることを忘れて、できないことを背負い込むから悩むんだ。手に余る事柄は上の者に任せる。それでいいんだ。」
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盟友、伊丹刑事部長が主人公のスピンオフ短編集。前作『疑心』とつながっている短編もあるらしいので続けて読みました。池波正太郎氏に連なる日本人のシリーズ物好きなDNAを満たしてくれる安心のクオリティ。
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