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氷点(下) 角川文庫
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氷点(下) 角川文庫

三浦綾子(著者)

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氷点(下) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2012/06/01
JAN 9784041003398

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商品レビュー

4.2

196件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 人間関係
  • 複雑さ
  • 愛と許し
  • 兄妹の絆
  • ゆがんだ愛情
  • 出生の秘密
  • 時代を超えた共感
  • 深い感情移入
  • 原罪と苦悩
  • 昭和の文通

人間存在の根源に迫る深いテーマが展開されるこの作品は、愛や許し、原罪について考えさせられる内容です。登場人物たちの苦悩や葛藤は、読者に強い感情移入を促し、特に陽子の健気さには心を打たれます。母親のゆがんだ愛情や、未成熟な大人たちの行動が引き起こす悲劇は、誰もが持つ罪への傾向性を示唆しており、人間の脆さを浮き彫りにします。昭和の文通などの描写もあり、時代を超えて共感できる感情の動きが描かれているため、世代を問わず心に響く作品です。ラストに向けた展開は感動的で、続編への期待を抱かせます。全体を通じて、愛や人間関係の複雑さについての問いが残り、読後も余韻を楽しむことができるでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/26

自分の子を殺した殺人犯の子を育てることに…。憎いのはわかるけど、なかなか自分本位な母親に胸が苦しくなります。子供と女を争う場面も醜いとしか…。とうとう出生の秘密が明かされてしまう。悲惨な結末。続が楽しみ(*ˊᵕˋ*)

Posted by ブクログ

2026/10/24

悩みがなさそうに見える人ほど悩みとか葛藤をうまく隠しているだけだから、いつ崩壊してもおかしくないバランスで生きているのだろうと思った。人に鬱々としたものを伝播させたくなくて隠すのか、意地なのか… 明るくて生きる気力に満ち溢れたような人は、一度も挫折したことなく自信がある人ではなく...

悩みがなさそうに見える人ほど悩みとか葛藤をうまく隠しているだけだから、いつ崩壊してもおかしくないバランスで生きているのだろうと思った。人に鬱々としたものを伝播させたくなくて隠すのか、意地なのか… 明るくて生きる気力に満ち溢れたような人は、一度も挫折したことなく自信がある人ではなく、人生は一度きりだと割り切って、失敗や葛藤慣れした人なのかもしれない。そういう人の糸が切れてしまうのは勿体なさすぎる。

Posted by ブクログ

2026/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

畳みかけるような迫力ある終盤に 読み終わってふうーっとため息をつく。 ただの昼メロでは無かった。そこには三浦綾子氏のキリスト教に基づく原罪という深いテーマがあった。 「汝の敵を愛せよ」 病院長夫妻、辻口啓造・夏枝は3歳の我が子ルリ子を見ず知らずの男佐石によって殺害される。 啓造は、その時間に若い医師村井と二人だけで会っていた妻夏枝に対して強い嫉妬と怒りを感じ、復讐心から佐石の娘を引き取り夏枝に育てさせる。それが陽子である。 陽子は啓造から愛されず、夏枝には憎まれ貶められる。 発表会では1人だけ白い服を与えられず、給食費を持たせて貰えない。卒業式では答辞の原稿を隠されてしまう。 母親の仕業と薄々気づいているが、陽子は何か理由があるに違いない、それよりも育ててくれている事に感謝しなければと前向きに明るく生きている。自分が両親の実の娘でない事を知りながら。 なぜ陽子がここまで苦しまなければならないのか。 殺人犯の娘である事。 果たしてそれは陽子の罪なのだろうか。本作について言えば、それは罪では無いと言い切るだろう。 しかし実際問題、身近にそんな境遇の人に出会ってしまったら私は普通に接する事ができるだろうかと考えた時、答えは否である。 陽子の手紙にはもう涙が止まらなくなった。(あえて手紙と書きます) 美しく純粋で真っ直ぐな陽子の心がついに氷点に達した時、それは凍りつき2度と解けない。 啓造、夏枝、それぞれの大人達は陽子と向き合い、 自分達が行って来た罪を悔いて欲しい。

Posted by ブクログ

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