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氷点(下) 角川文庫
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氷点(下) 角川文庫

三浦綾子(著者)

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氷点(下) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2012/06/01
JAN 9784041003398

氷点(下)

¥495

商品レビュー

4.2

189件のお客様レビュー

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2026/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物が殆ど全員何かしらの気持ち悪さを帯びている。 意識的にか無意識的にか、その邪悪のようなものに薄ら気づいている陽子は、「自分だけはそうなるまい」と思って清く生きていたが、避けようのない邪悪が自分のコントロールできないところで自分の中を流れていると知ってしまった絶望。。

Posted by ブクログ

2026/09/09

下巻は読む方もどんどん追い詰められていく。 内容も、結末も知っていても話に引き込まれていくし、幾度も考えさせられる。 啓造の立場、夏枝の立場、高木の立場、徹、そして陽子。 下巻は特に夏枝の心の動きが身勝手すぎて、嫌悪する。 氷点と言えば、原罪。 「原罪」とは何か?を常に考えな...

下巻は読む方もどんどん追い詰められていく。 内容も、結末も知っていても話に引き込まれていくし、幾度も考えさせられる。 啓造の立場、夏枝の立場、高木の立場、徹、そして陽子。 下巻は特に夏枝の心の動きが身勝手すぎて、嫌悪する。 氷点と言えば、原罪。 「原罪」とは何か?を常に考えながら読み進める。 生まれながらに持っている罪とは何か? 「汝の敵を愛せ」 啓造、高木、夏枝、それぞれの身勝手な思惑で陽子の人生を狂わせてしまう。 人とは恐ろしい。誰しも恐ろしさを持っている。 それを見せつける小説。 キリスト教を超えた深い教えがある。 これがデビュー作なのが信じられない。 今回37年ぶりに読み返したけど、全く色褪せることなく何年たって読んでも傑作は傑作。 内容も鮮明に覚えていたことに驚いた。 それくらい、初めて読んだ時、自分にも衝撃だったのだろう。 塩刈峠と氷点は人間とは何かを思い出すために時々読むのがいいかもしれない。 引き続き続編も読もう。

Posted by ブクログ

2026/09/06

誰もが秘密を抱えていて「被害者であり加害者」という点で、最近見たちいかわの映画「人魚の島のひみつ」を思い出した。そしてこれは見ていないけれど、陽子に降りかかる災難に、おしんを思い出す。 それぞれの登場人物の行動が、それぞれの思考に基づいていて、理に適っている。だから章ごとに登場人...

誰もが秘密を抱えていて「被害者であり加害者」という点で、最近見たちいかわの映画「人魚の島のひみつ」を思い出した。そしてこれは見ていないけれど、陽子に降りかかる災難に、おしんを思い出す。 それぞれの登場人物の行動が、それぞれの思考に基づいていて、理に適っている。だから章ごとに登場人物に思い入れしたり怒ったりしてしまう。 氷点の回収も見事。

Posted by ブクログ

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