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炎環 新装版 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/06/08 |
JAN | 9784167200503 |
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炎環 新装版
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商品レビュー
4
80件のお客様レビュー
1964年の直木賞受賞作です。 大河ドラマの原作にもなっています。 おそらく史実に忠実に、でも、感情面は作者なりの解釈で描かれていると思います。 鎌倉幕府がいかにして成立したかが、よく分かりました。
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TNさんのお勧め。 「この世をば」と同じ作者。 鎌倉幕府創世期を、4人の主人公、 頼朝の異母弟全成、御家人筆頭の梶原景時、 政子の妹保子、そして北条義時の視点から描かれていた。 現在進行形で見ている大河ドラマの先達として読んだ「この世をば」とは違って、 今回は既に見た大河ドラ...
TNさんのお勧め。 「この世をば」と同じ作者。 鎌倉幕府創世期を、4人の主人公、 頼朝の異母弟全成、御家人筆頭の梶原景時、 政子の妹保子、そして北条義時の視点から描かれていた。 現在進行形で見ている大河ドラマの先達として読んだ「この世をば」とは違って、 今回は既に見た大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を思い起こしながら読むことになった。 すでに顔が判っているというとおかしな表現だが、 俳優さんをあてはめて読んでいけるので、登場人物が把握しやすかった。 もちろん、演じていた俳優さんを思い出せずに、誰だったか気になって調べてしまう人もいた。 ドラマとこの本の人物像の違いはそのままに見た目はドラマで見た俳優さんの姿を借りながら、 それはそれ、これはこれと二重焦点で読み進めていくのは、 不快ではない不思議な感覚だった。 自分がこの時代に詳しくなく、大河ドラマで詳細を知ったための勝手な感覚だとは思うが、 この作品での人物像の描き方が自然体でかつ確固としたものだったからだろう。 面白かった。 気になったのは。途中でさらりと「独裁好きな日本人の歴史の中で」と書かれていたこと。 逆かと思っていたので、そこを詳しく解説してほしい。
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1964年下半期の直木賞受賞作で大河ドラマ『草燃える』の原作のひとつになった作品だそう。鎌倉幕府創成期のお話。 『草燃える』は観てないので、やっぱり『鎌倉殿の13人』が思い浮かぶ。人物像が全然違うのかな?と思っていたけど、案外、自分の持っていたイメージと遠からずだった。 章ごとに...
1964年下半期の直木賞受賞作で大河ドラマ『草燃える』の原作のひとつになった作品だそう。鎌倉幕府創成期のお話。 『草燃える』は観てないので、やっぱり『鎌倉殿の13人』が思い浮かぶ。人物像が全然違うのかな?と思っていたけど、案外、自分の持っていたイメージと遠からずだった。 章ごとに主役が変わり、それぞれ全成、梶原景時、北条保子(阿波局)、北条義時を中心に語られる。読み始めは、拍子抜けするほどあっさり話が進む。でも同じ出来事を視点を変えて語られるごとに厚みが増していき、読み進むほどにこの小説の凄さを感じた。 ドラマ観てたから、すごく面白かった。 文章は読みやすいけど、登場人物も多いし予備知識ゼロだとちょっと難しいかなと思う。
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