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それをお金で買いますか 市場主義の限界
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それをお金で買いますか 市場主義の限界

マイケル・サンデル(著者), 鬼澤忍(訳者)

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それをお金で買いますか 市場主義の限界

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2012/05/17
JAN 9784152092847

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商品レビュー

3.9

171件のお客様レビュー

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2025/12/14

「世の中にはお金で買えないものがある」。 そんな書き出しで始まる本書。この言葉は暗に、今日多くの事物がお金で売買されており、大概のものはお金で買えるというメッセージを含んでいる。 1.行列への割り込み 2.インセンティブ 3.ギフトカード 4.保険 5.命名権 お金で売買して...

「世の中にはお金で買えないものがある」。 そんな書き出しで始まる本書。この言葉は暗に、今日多くの事物がお金で売買されており、大概のものはお金で買えるというメッセージを含んでいる。 1.行列への割り込み 2.インセンティブ 3.ギフトカード 4.保険 5.命名権 お金で売買していいものと、してはいけないものをどのように区別するかは難しい。 本書で著者が指摘しているのは、それをお金で売買した場合、「不平等」「腐敗」を招くような取引は好ましくないというもの。 ノーベル賞を金銭で購入できるとしたら。富裕者にとっては有利であり、不公正を招く。またそれを受賞することの名誉は失われるだろう。 4章が特に興味深い内容だった。 生命保険取引は近代まで、生命を元手にしたギャンブルという扱いだった。 友人に保険をかけた場合、かけた友人の死が早ければ早いほど収益率は上がる。よって両者の間の友情が本物であったとしても、保険をかけた側はかけられた側の死を願わずにはいられないというジレンマを抱えることになる。長い時間をかけて、「保険は相互扶助」という印象が作り上げられたのだろう。 アメリカではバイアティカル産業が近年物議を醸している。これは余命の少ない人間の保険を第三者が買い取るというもの。例え双方の合意があったとしても、人の死をビジネスにするのは嫌な印象を受ける。知らない間に、自分が生命保険に加入させられており、名前も知らない第三者が、自分の死を願っているかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/11/05

市場主義、資本主義ってものに漠然とした嫌悪感があるけど、結局金持ちへの嫉妬なのかもしれない。 ほぼ全てが金でどうにかなる時代、どうにかならないものに焦点を当てて生きたいけどその時点で金に囚われている気もする、難しい。

Posted by ブクログ

2025/11/02

世の中がここ数十年でいかに商業主義に蝕まれてきたかの実例が詰め込まれた一冊。人の生命すらギャンブルの対象に変えてしまうおぞましさを見た。

Posted by ブクログ