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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/05/18 |
JAN | 9784163813509 |
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商品レビュー
3.3
640件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これも直木賞受賞作ということで、特に予備知識もないまま、読み始めたのだけれど…。 辻村深月さんの作品を単行本で読むのは初めてだったかもしれない。原作の映画は2本くらい記憶にある。 最近読んできた直木賞受賞作は、割とエンタメ性の強い作品が多かった気がする。何となくそんなつもりで読み始めたけど、なかなか。胸の中を小さな棘で刺されるような感じがの掌編を集めた短編集だった。 もしかしたら、もう忘れてしまってるかもしれない、巷のいくつかの事件をモチーフに描かれてるのかもしれない。5つの作品の中の最初と最後(仁志野町と君本家の話)は、事件にならない(新聞に載らない)ような話だった。残りの3つは全部、刑法で引っ掛かるようなもの。ただ、その犯罪がメインではなく、そこに絡む人々の通り一遍ではない思いが丹念に描かれている。それは五つともそうだ。踏み外した人生を歩むつもりでなくとも、ふとしたことで「あちら側」に行ってしまいそうな人の危うさ。その思いは、全部でなくとも、どこか自分にも心当たりのある気がして、居心地が悪かったのだろうと思う。 最近読んできた直木賞の作品は、読む手が止まらない物が多かったけど、いやコレも勿論結末を知りたくて読み続けたけれど、5篇の合間合間で息をつかないとしんどいような、そんなヒリヒリした作品だった。そしてそんな人々の心情を書き表す作者の筆致に感嘆する。
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読後感はどれもよくないのに、読まずにいられない この作家はどうしてこんなにひとの心がわかるのだろう すごい
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うーん、嫌いな作家さんではない、 というか積極的に好きな作家さんなんだけど、 この作品は私には合わなかった感じ。 読後感のいい作品が好きです。
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