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1Q84 BOOK 2(後編) <7月-9月> 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2012/04/28 |
| JAN | 9784101001623 |

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1Q84 BOOK 2(後編)
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商品レビュー
3.8
255件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
(青豆) リーダーはあくまでリトルピープルにとってのレジヴァ 世界を行き来する道を作るパシヴァを作り出す存在 マザとドウタ (天吾) 2つ目の月の存在に気づく 青豆を見つけ出そうと決意
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- ネタバレ
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全6巻の小説だから最終巻で描かれるんだろなと予想していた出来事が全部もう起きた! これまで読んだ本、観た映画の中でも断トツに醜悪でおぞましい、カルト集団のリーダー そのリーダーの暗殺を請け負った優秀な女アサシン青豆 青豆が同情のカケラもなくリーダーを瞬殺してくれることを信じてここまで読み進めてきた この巻で両者が接触し、青豆との会話の中でリーダーの鬼畜の所業の理由が明かされる それは時空を超え、次元をまたぎ、作用反作用の法則に従うものだった そしてそれを読んでいたら自分でも驚くことに、リーダーを消し去って欲しい気持ちに揺らぎが生じた 物語の青豆も暗殺を躊躇っている 思考の深奥から、闇の奥底から、村上春樹が連れてきた何か(真理なのか狂気なのか?)をこのエピソードに落とし込んだに違いない! そのせいで自分自身の世界観、価値観までおかしくなった気がする 『でもいくつかの視点から自分の立ち位置を眺めることができるようになると、言い換えれば、自分という存在を何か別の体系に託せるようになると、世界はより立体性と柔軟性を帯びてきます。』 (村上春樹『職業としての小説家』新潮文庫) All the events I expected to be reserved for the final volume of this six-part novel have already transpired. Among all the books I have read, among all the films I have watched, never has there been a cult leader so exceptionally grotesque and repulsive. Aomame, the highly skilled female assassin assigned to kill him. Trusting wholly that Aomame would dispatch the leader without a shred of sympathy, I have followed this story until now. In this volume, the two finally meet; through their conversation, the reasons for the leader’s monstrous deeds are laid bare. These motives, transcending time and space, spanning dimensions, are described as following the law of action and reaction. And as I read, to my own surprise, my desire to see the leader erased began to falter. Even within the story, Aomame hesitates to carry out the assassination. From the depths of thought, from deep in the darkness, Murakami has surely drawn forth something—be it truth or madness—and poured it into this episode. Because of this, I feel my own worldview, my very system of values, has been fundamentally unsettled. @A hotel in Santa Clara
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いよいよ、青豆と天吾の世界が重なる展開。 新興宗教団体のリーダーは、本当の「黒幕」ではなかった。 彼もまたリトル・ピープルに利用される存在だったということがわかるのだが… リトル・ピープルは超自然の存在。 ヤギの死体から現れたり、人数も自在に変えられたり。 宗教コミューンの暗部...
いよいよ、青豆と天吾の世界が重なる展開。 新興宗教団体のリーダーは、本当の「黒幕」ではなかった。 彼もまたリトル・ピープルに利用される存在だったということがわかるのだが… リトル・ピープルは超自然の存在。 ヤギの死体から現れたり、人数も自在に変えられたり。 宗教コミューンの暗部に切り込んでいく社会派小説と思っていたので、突然のファンタジー展開にやや戸惑う。 青豆がふかえりの「空気さなぎ」を読むことで、不可解なリトル・ピープルや空気さなぎのこと、1Q84という世界のことが少しわかってくる。 リトル・ピープルは選ばれた少女に空気さなぎを作らせ、そこに彼女とうり二つの「ドウタ」を作らせる。 ドウタはマザ(元の少女)のレシヴァ(受信者)となり、知覚をパシヴァ(知覚者)であるマザに送る。 生きているドウタは、リトル・ピープルの世界とこの世をつなぐ通路となる。 ドウタの眼ざめにより、月は二つになり、それぞれにマザとドウタの心を映すようになる。 ドウタを失うとマザは、心の影を失う。 これが「空気さなぎ」の物語で、「1Q84」冒頭から出てきた二つの月の謎がやっと解ける。 ふかえりの美しい耳の描写がやけに生々しくされるのが気になっていたが、それは彼女がパシヴァだからであり、彼女の父(さきがけのリーダー)が「聴くもの」であったことと関わっているのだとやっと理解した。 天吾が手を入れて公開したふかえりの「空気さなぎ」は、彼らの世界支配への「ワクチン」になりうるために、天吾の周辺の人たちを消していく。 認知症になっていた父が危篤状態になり、駆け付けた天吾は、そこで空気さなぎから青豆が生まれていくのを目にするところで、この巻は終わる。 生身の青豆と天吾はまだ出会えていないが、たぶん早晩出会うことになるだろう。 決して単なるハッピーエンドには終わらないだろうという予感がする。
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