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紙の月
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
| 発売年月日 | 2012/03/02 |
| JAN | 9784758411905 |
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紙の月
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銀行のお金を横領しタイに逃亡した梨花が、なぜそうなったかを描きつつ、そこに梨花の知人三人のストーリーが絡まっています。 夫の支配欲を含ませた言動に違和感を覚えていた梨花は、その反動のように大学生の光太を支援し、自分を磨くように服や化粧品を買い漁ります。一方、家族のために生活を切...
銀行のお金を横領しタイに逃亡した梨花が、なぜそうなったかを描きつつ、そこに梨花の知人三人のストーリーが絡まっています。 夫の支配欲を含ませた言動に違和感を覚えていた梨花は、その反動のように大学生の光太を支援し、自分を磨くように服や化粧品を買い漁ります。一方、家族のために生活を切り詰めている木綿子(ゆうこ)、裕福な経験を子供にさせてあげられないことを当てつけのように言う妻に気づまりを感じて浮気をする夫・和貴。そして離婚後親権を奪われるも、生活力を回復させた亜紀。 どれも「浪費に麻痺」していくことに、読み手に恐怖のような共感を感じさせます。そしてお金で幸せが得られない彼女たちを生き様を見下ろすのが【紙の月】。「紙きれ」「紙幣」という紛い物をイメージさせる大きなものとして虚無感を醸し出していました。 お金の力や怖さをこれでもかと見せつけてくる作品です。ちょうど『なぜ人は物を欲しがるのか』という本を読んでいたので、梨花たち浪費する側の心理が裏付けられました。1つの高級品を手に入れると、周囲もアップグレードしたくなる「ディドロ効果」や、梨花が若い恋人に惜しみなく金を使う行為は、彼に対して「自分は価値のある、力を持った女性である」というシグナルを送るソーシャルピーコッキングであったと言えます。 梨花は「子供ができていれば」「銀行で働かなければ」「光太と出会っていなければ」などの「たられば」ではなく、自分の行動は自分が作り上げたものなのだと認識したところが印象的でした。学生時代から支援活動をしていたときと変わらず、全能感を求める性質があったのだと思います。そして「さらなる新しい自分」を求めて逃避をする梨花に狂気を感じました。 また、登場人物でお金に執着しているのはすべて女性で、男性は支援される側か無関心だということが気になりました。女性の自立が過渡期である時代背景を象徴しているようでした。
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一億円を使い込んだ、銀行でパートする梨花。ニュースで梨花の犯した罪がニュースに取り沙汰され、同級生だったゆうこは知ることになる。同窓会で梨花の話で盛り上がるクラスメイトたち。ゆうこは「きっと何か理由がある」と梨花をかばう。 梨花の一度の顧客の現金の使い込みから始まる破産の始ま...
一億円を使い込んだ、銀行でパートする梨花。ニュースで梨花の犯した罪がニュースに取り沙汰され、同級生だったゆうこは知ることになる。同窓会で梨花の話で盛り上がるクラスメイトたち。ゆうこは「きっと何か理由がある」と梨花をかばう。 梨花の一度の顧客の現金の使い込みから始まる破産の始まり。取り返しのつかないながらも梨花は知り合った男に貢いでいき、さらに使い込みは増すばかり。 子供を産み、親権を父親側にとられ、愛娘と生活することが出来なかった亜紀。彼女もまた買い物依存により生活が崩壊することになる。 生々しくも、どこか共感が出来てしまう2人の女性の堕落ぶり。自分も預金残高を見る度に愕然とする反面、買い物により大きなストレスを解消できるのも事実。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本を読んで、亜紀や梨花の金銭感覚に深く共感した。お金を使うときに、お金の価値が曖昧になり、まとめて使ってしまうときがある。少し怖く感じた。
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