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鶏のプラム煮
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鶏のプラム煮

マルジャンサトラピ【著】, 渋谷豊【訳】

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鶏のプラム煮

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館集英社プロダクション
発売年月日 2012/02/22
JAN 9784796871068

鶏のプラム煮

¥1,870

商品レビュー

4.4

13件のお客様レビュー

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2020/12/21

イラン出身でフランスで活動している漫画家、マルジャン・サトラピの作品。親戚の演奏家をモチーフにしている。 イランの伝統弦楽器タールの奏者の男が、妻に大切にしていたタールを壊され、生きる望みを失う。死を選んだ男の、最後の8日間が描かれた作品。 濃厚に漂う死と絶望の雰囲気が、悲し...

イラン出身でフランスで活動している漫画家、マルジャン・サトラピの作品。親戚の演奏家をモチーフにしている。 イランの伝統弦楽器タールの奏者の男が、妻に大切にしていたタールを壊され、生きる望みを失う。死を選んだ男の、最後の8日間が描かれた作品。 濃厚に漂う死と絶望の雰囲気が、悲しくも心地よい。徐々に明らかになる彼の人生の空しさに、心を射抜かれました。家族とのギクシャクした関係も生々しくもリアル。 モノクロで表現されるマルジャン・サトラピの絵の雰囲気が素晴らしい。自身が監督して実写映画化しているようだが、『ペルセポリス』のようにアニメ作品にしてほかった。 今後の作品が楽しみな作家です。

Posted by ブクログ

2020/07/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

一人の音楽家が掛け替えのない愛用の楽器を壊され死を決意する。 その後、8日間の物語。著者は女性BD作家の中でも特に有名なイラン出身のマルジャン・サトラピ。ヴァロットンの木版画を目標にしているという彼女のモノクロの絵は死に向かっていく物語の雰囲気によく合っている。 味覚がなくなり身体が重くなる鬱で自殺する前の状態をよく表している。 自殺が物語のメインだが読んで鬱になるような作品ではない。 ちょいネタバレ↓ 読み終えると主人公が死を選んだのは楽器だけの所為ではないように思える楽器を壊したのは妻だけが悪いわけではない。 世の中には好きなものを断って長生きしようとする人もいるが死を早めてでも好きな事をして できないならいっそ死を選ぶ人生観を持った人もいる。

Posted by ブクログ

2016/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フランス式白黒マンガ。舞台は1958年のテヘラン。ある男が若い頃に封印した恋を思い出したことをきっかけに、死を決意してから死ぬまでの話。悲恋に死ぬという純粋さは深い淵であって、男の思いに圧倒される。 ユーモアと日常のエピソードとアラビアン・ナイトの挿話などが言葉で解説できない男の心情を象徴的に描いていて、読後ずいぶんたってから「あれはなんだったんだろう?」とイメージが甦ってきます。 映画化されているそうですがイラン色が薄められているそうで、少し残念。でも、映画のように読めるマンガです。

Posted by ブクログ