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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 草思社 |
発売年月日 | 2012/02/03 |
JAN | 9784794218780 |
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銃・病原菌・鉄(上)
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銃・病原菌・鉄(上)
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商品レビュー
4.2
417件のお客様レビュー
ヨーロッパによる南北アメリカがピサロやコルテスによる武器のみではなく、持ち込まれた天然痘によってももたらされたことは知っている人も多いはず、本書はそこから出発しながら、ではなぜ大群相手に圧勝できる地域とそうでない地域があるのかと問を転換し、人口密度、気温などから分析していく。基本...
ヨーロッパによる南北アメリカがピサロやコルテスによる武器のみではなく、持ち込まれた天然痘によってももたらされたことは知っている人も多いはず、本書はそこから出発しながら、ではなぜ大群相手に圧勝できる地域とそうでない地域があるのかと問を転換し、人口密度、気温などから分析していく。基本的に人口が周密でなければ定住農耕に向かないし、集団感染が起きず、したがって集団抵抗を持たない。また、南北と東西の伝播のスピードに差がある点、栽培に向く野生種の植物、家畜化に向く動物の話など、どれも面白い。
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ジャレド本人からの序文およびプロローグが、とにかく他文化への配慮・リスペクトに溢れている。彼の誤解がないように常に気遣う丁寧な説明は「あぁこの本は安心して読めるな」と思わせてくれる。 「ヤリ」と言う名のニューギニア人との会話をトランジションとして本文が始まり、読み進めていくと、...
ジャレド本人からの序文およびプロローグが、とにかく他文化への配慮・リスペクトに溢れている。彼の誤解がないように常に気遣う丁寧な説明は「あぁこの本は安心して読めるな」と思わせてくれる。 「ヤリ」と言う名のニューギニア人との会話をトランジションとして本文が始まり、読み進めていくと、「なぜヨーロッパ大陸の人々が他の大陸を征服できたのか」がわかる。それこそが「銃・病原菌・鉄」であると。しかしそれは、「ではなぜ銃・病原菌・鉄の戦略を先に獲得したのがヨーロッパ人だったのか」という根本的な問いに答えられていない。ジャレドはそこも忘れず、全ての疑問に順を追って紐解いてくれる。 人間が一般的に家畜を可愛がる傾向にあるという話があり、それが第11章にて、「動物由来の病原菌」の話に繋がるのがまさにカタルシス。 本書は初版から年数が経っており、正直「病原菌」が新大陸に持ち込まれたのが重要だったという話は既に耳にしたことがあるし、高校世界史でも言及されていた。しかし、仮説や結論を導くまでのプロセスや、ジャレドの持ってくる実体験が非常に効果的で驚くほど新鮮な気持ちで読み進められる。 これほどまでに紀元前(先史)の時代に思いを馳せ、考えさせられる機会はなかなかない。
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現代の世界で欧米が権力を持つ理由を考察 地中海の東にある肥沃三日月地帯に農耕向きの作物や家畜化しやすい生物が多く存在 農耕が早く始まる ユーラシア大陸は横長で農作物が伝播しやすい アメリカ大陸やアフリカ大陸は南北に長く気候条件等により伝播しにくい 人口増加 帝国、伝染病の増加、...
現代の世界で欧米が権力を持つ理由を考察 地中海の東にある肥沃三日月地帯に農耕向きの作物や家畜化しやすい生物が多く存在 農耕が早く始まる ユーラシア大陸は横長で農作物が伝播しやすい アメリカ大陸やアフリカ大陸は南北に長く気候条件等により伝播しにくい 人口増加 帝国、伝染病の増加、工業等の文明発達が起きる 病原菌、武器等によりアメリカ大陸先住民より有利となり占領できた
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