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銃・病原菌・鉄(上) 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎 草思社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 草思社 |
| 発売年月日 | 2012/02/03 |
| JAN | 9784794218780 |
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銃・病原菌・鉄(上)
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銃・病原菌・鉄(上)
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商品レビュー
4.2
471件のお客様レビュー
人類史のダイナミズムを探るこの作品は、アメリカ大陸の先住民がどのようにして旧大陸の住民に征服されたのか、その背後にある「銃・病原菌・鉄」の関係を深く掘り下げています。上巻では、特に食物の伝播や病原菌の影響に焦点を当て、ヨーロッパからの「大航海時代」が先住民に与えた衝撃を描写。病原菌の免疫を持つヨーロッパ人が、未知の感染症によって先住民を苦しめた過程は、歴史の中での偶然と必然の交錯を感じさせます。また、さまざまな事例を通じて疑問を提示し、根拠を示すことで読者の思考を刺激。再読しても新たな発見があり、時代を超えた本質的なテーマに触れることができるのも魅力の一つです。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
ヒトに優劣は無かった
冒頭、以前から感じていた疑問が明確に提起されており驚きました。人間の性能や機能は基本的にどの大陸で生まれても変わりはないはずなのに、虐げるものと虐げられるものに分かれているその理由はなにかと。
それを追い掛けようとされる著者に頭が下がります。アジア系映画俳優が白人系...
冒頭、以前から感じていた疑問が明確に提起されており驚きました。人間の性能や機能は基本的にどの大陸で生まれても変わりはないはずなのに、虐げるものと虐げられるものに分かれているその理由はなにかと。
それを追い掛けようとされる著者に頭が下がります。アジア系映画俳優が白人系映画俳優に差別を受けるシーンも最近ありました。白人は遺伝的に優等だと誤認する人達には是非読んでもらいたいものです。
結局、ヒトは人種や民族による差は無く、適度な気温と雨と太陽があるところに、たまたま生産可能な植物があって、飼育可能な動物がいただけで、そこにたまたま生まれた人が「優れている」と思い込むこの愚かさが笑えます。
悪口ではないのですが、文体の7割が否定形、2割が疑問形、1割が肯定形の感じで、日本語特有の「文章の最後まで肯定か否定か分からない」ことから、けっこう読み返しが多かった気がします。
崩撃雲身双虎掌
ひろゆきが絶賛していたため読み始めたが、想像以上に面白く、読みやすかった。 世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか。ヨーロッパや東アジアに暮らしている民族と、ヨーロッパから北アメリカへの移民を祖先とする民族とが、世界の富と権力を支配しているのはなぜか。 ...
ひろゆきが絶賛していたため読み始めたが、想像以上に面白く、読みやすかった。 世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか。ヨーロッパや東アジアに暮らしている民族と、ヨーロッパから北アメリカへの移民を祖先とする民族とが、世界の富と権力を支配しているのはなぜか。 アフリカ、オーストラリア、南アメリカにルーツをもつ民族は、白人の入植者によって土地を奪われ、現在も富や権力を手にするにはほど遠いところにいる。 このような不均衡が起きた原因はいったいなんなのか。この壮大な疑問に取り組むのが本書である。 現代世界の不均衡を生み出した直接の要因は、西暦1500年時点における技術や政治構造の格差であると言える。鉄製の武器や複雑な政治構造をもつ帝国は、石器で戦う部族を侵略し、滅ぼすことができた。では、なぜ世界は1500年時点でそのようになっていたのだろうか。 紀元前1万1000年時点(最終氷河期が終わった頃)では、世界各地に分散していた人類はみな狩猟採集社会であり、技術や政治構造に大きな違いはなかった。この時点から、西暦1500年までの各大陸の歴史を遡ることで人類史を大きく特徴づける何かが見えてくる。 本書の究極の結論は、「歴史は異なる人々によって異なる経路を辿ったが、それは環境の差異によるものであって、生物学的な遺伝子の差異によるものではない」ということ。 本書の題名である、銃・病原菌・鉄。1500年時点でこれらを征服していたものが今日の覇者になっている。 ではなぜ、ユーラシア大陸の人々は、銃・病原菌・鉄を征服していたのか。 その最たる答えは、どの地域より最も早く農耕家畜を始めたから。どこよりも早く狩猟採集社会から農耕社会へと移行したことで余剰食料が生まれ、人口が爆発的に増えた。また、余剰食料を記録する必要があったため文字が生まれ帝国が生まれ文明が発達し、複雑な政治機構と軍隊が出来上がった。これにより、銃、鉄、馬などの武器も発達した。 また、家畜を始めたことにより、様々な伝染病が流行り、人々に病気に対する免疫が出来た。 これに対して、アフリカ・オーストラリア・南米では農耕は始まったものの、狩猟採集社会と併用して農耕をしている民族が多く、余剰食料はそれほど生まれなかった。 そのため、文字や複雑な政治機構などの文明は発達せず、武器も発達しなかった。また、これらの地域では最終氷河期が終わり、人類が移住してくるとともに大型哺乳類のほとんどが絶滅してしまったため、ユーラシア大陸のような家畜も発達しなかった。ゆえに病原菌に対する免疫が人々に蓄積されなかった。 これらの何千年にわたる積み重ねが、ユーラシア大陸とその他地域との圧倒的な差に繋がり、今日の権力構造が出来上がっている。 著者が何度も主張しているのは、これらの差は先住民たちの能力の差ではなく、あくまでも環境の差であるということ。 ユーラシア大陸のメソポタミア文明が世界最古の文明であるのは、当時の現地の人々が賢かったからではなく、環境に恵まれていたからである。
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人文科学の一つと考えられている歴史に対して、歴史科学として自然科学的になアプローチでの検討・考察を試みている。 いくつかの(私にとっては)斬新な視点が提示されていたり、感覚的にしか理解していなかったことが言語化されていたりして、なかなか興味深い。 科学的根拠のある事実(とされ...
人文科学の一つと考えられている歴史に対して、歴史科学として自然科学的になアプローチでの検討・考察を試みている。 いくつかの(私にとっては)斬新な視点が提示されていたり、感覚的にしか理解していなかったことが言語化されていたりして、なかなか興味深い。 科学的根拠のある事実(とされるもの)と、事実と事実を結ぶ因果関係に対する作者の推測および理屈上こうなるはずだと作者が導き出した考察や一つの可能性の説明とを明確に区別せずに議論が展開していくことも多いので、混同しないように注意が必要。 具体例が多すぎる。 多角的な分析により客観性を担保し深みと説得力を与える一方、まとまりがなく煩雑で冗長的。リズムが悪く飽きてくる。 訳がつたない。 原文を反映しているのかもしれないが、あえて難しい漢字や言い回しを使って格調高く見せようとしているのか、読みにくい。
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