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楽園のカンヴァス
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商品詳細
| 内容紹介 | アンリ・ルソーの名作「夢」が二つ存在する…?!どちらが真作か、贋作か?正しく判断した者に作品の取り扱い権利を譲渡されることに。研究者に与えられたリミットは7日間…深まる謎、スリリングなストーリー展開――美術史を専攻し、美術館勤務・学芸員という顔を持つ作家・原田マハが描く長編アートミステリー。ダ・ヴィンチ編集部が選ぶ2012年のプラチナ本にも選ばれた傑作。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2012/01/20 |
| JAN | 9784103317517 |
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楽園のカンヴァス
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商品レビュー
4.3
979件のお客様レビュー
恥ずかしながら、ルソーもピカソも名前しか知らなかったが、それでも楽しく読むことができた。何よりも、話がよくまとまっていて、読んでいて気持ちがよかった。最後のシーンも、その後の展開を読者に想像させる終わり方で、余韻に浸ることができた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
絵画がモチーフの小説なので新刊の時から読みたいと思っていたけど、文庫になったのを機会に読みました。ヒロインに感情移入できないという大きな難点はあれど、構造はとても面白かった。筆者は恋愛小説を書いていた人らしく、ヒロインの設定盛りすぎ。結果としてなぜ彼女にティムが恋したのかもさっぱり分からない。美人で才女だからという表面的な理由しか見えず、人としての彼女が立ち上がっていない。ピカソの描写が抜きん出ていた。あの大きな目で予言する様子が目に浮かぶようだ。
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読み終わったときに「まいったな…」とつい出てしまった。西洋美術をテーマとした作品。こんなに面白いとは、びっくりしてしまった。前々から原田マハさんの評判は耳に入れていた。美術関係の方ということは認識していたが、私自身有名どころしか絵画作品を知らないので、ちゃんと読めるのか不安だった...
読み終わったときに「まいったな…」とつい出てしまった。西洋美術をテーマとした作品。こんなに面白いとは、びっくりしてしまった。前々から原田マハさんの評判は耳に入れていた。美術関係の方ということは認識していたが、私自身有名どころしか絵画作品を知らないので、ちゃんと読めるのか不安だった。しかし杞憂に終わった。面白すぎる。 MoMAのアシスタント・キュレーターのティム・ブラウンと若き研究者の早川織絵。この二人は”アンリ・ルソー”という生命を描き続けた芸術家に魅せられていた。その世界で名前を知らない人はいないコレクター、コンラート・バイラ―にルソーが描いた『夢』とそ酷似した絵画の真贋を見極めることを依頼される。よりよい講評をした方に、その絵を自由に扱う権利を与える約束と共に、七日間は始まった。 物語が現在→過去→現在という流れで進んでいくので、織絵の現在を知ってしまっているがために講評の勝敗も分かっていたのだが、その前提のおかげでより楽しめた気がする。彼女の芸術に対する熱意と冷静さを目の当たりにして、この後どんなことが彼女を待っているのだろうか…最後までヒヤヒヤとさせられた。結果的に研究界から静かに姿を消してしまったことにすごく残念だと思ったけれど、ティムが作中言った「もし負けても監視員になれば毎日、今よりも近くで絵を見られる(的なこと)」の通り、彼女が「友だち」ごとすべてを捨てなかったことに安心した。ティムと織絵の駆け引きも面白かったし、「物語」には私も気づいたら息を止めて読んでいたことがよくあった。感動、という表現のその上があるのなら教えてほしい。ルソーが命をかけて描いた女神’ヤドヴィガ’そのヤドヴィガにもたらした生命力という暴力的な熱。バイラー一族との関係の秘密。再び現在に戻って来た時、彼らのそのあとをどれほど読みたいと思ったことか。
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