商品詳細
内容紹介 | アンリ・ルソーの名作「夢」が二つ存在する…?!どちらが真作か、贋作か?正しく判断した者に作品の取り扱い権利を譲渡されることに。研究者に与えられたリミットは7日間…深まる謎、スリリングなストーリー展開――美術史を専攻し、美術館勤務・学芸員という顔を持つ作家・原田マハが描く長編アートミステリー。ダ・ヴィンチ編集部が選ぶ2012年のプラチナ本にも選ばれた傑作。 |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/01/20 |
JAN | 9784103317517 |
- 書籍
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楽園のカンヴァス
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商品レビュー
4.3
947件のお客様レビュー
原田マハさんの作品。読むのは2作目だけど、 今回もアートの知識の豊富さや熱量を感じられていて読んでいて満たされる作品だった。 今回はルソーが描いたのではないかという「夢を見た」という作品を巡る物語。 以前読んでいた暗幕のゲルニカでのメインテーマだった「ピカソ」も出てきてワクワク...
原田マハさんの作品。読むのは2作目だけど、 今回もアートの知識の豊富さや熱量を感じられていて読んでいて満たされる作品だった。 今回はルソーが描いたのではないかという「夢を見た」という作品を巡る物語。 以前読んでいた暗幕のゲルニカでのメインテーマだった「ピカソ」も出てきてワクワクして読めた。 ルソーという作者の作品自体全くこの本を読むまでは知らなかった。 40代という決して若くない年齢から絵を描き始め、 中々、世間から評価をされずに揶揄われても 己の作品を情熱で描き続ける信念にとても感動しました。 そして、「夢を見た」という作品には、ルソーのある女性への永遠の愛を感じられてとても素敵でした。 一つの絵を描くのにどれだけの執念や想いが込められているのだろうと思うとまた絵画を見る時の見方が変わるなと考えることができた。 お金や財産を削りながら絵に懸ける思い。信念を持って何かに打ち込む人ってとてもすごいなと思う。 「偶然、慧眼、財力。名作の運命は、この三つの要因で決定される。」 物語の序盤で、出てくるこの台詞。私たちが当たり前に目にできてる芸術の名作は運と奇跡によって 見ることが叶っていると思うと、とても不思議な気持ちになります。
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ルソーの「夢」の権利をめぐって2人の美術館キュレーターが絵の所有者の富豪の元に呼び寄せられる。絵に隠された謎、2人の勝負の結果は。 美術に全く興味がなかった私でも楽しめる内容だった。
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アンリルソーが好きでという話をしたらおすすめされた、夢中で読んでしまった。 ルソーは日曜画家と言われて少し評価が低いと言われていたけど、そんなことはないと信じていたのでとても良い内容だった。ルソーの絵に対する情熱を私も感じました。 最後にティムが織絵に会ったら言おうと決めてたこと...
アンリルソーが好きでという話をしたらおすすめされた、夢中で読んでしまった。 ルソーは日曜画家と言われて少し評価が低いと言われていたけど、そんなことはないと信じていたのでとても良い内容だった。ルソーの絵に対する情熱を私も感じました。 最後にティムが織絵に会ったら言おうと決めてたことってなにかなーなんて思ってしまいました。
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