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昭和陸軍の軌跡 永田鉄山の構想とその分岐 中公新書
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昭和陸軍の軌跡 永田鉄山の構想とその分岐 中公新書

川田稔【著】

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昭和陸軍の軌跡 永田鉄山の構想とその分岐 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2011/12/19
JAN 9784121021441

昭和陸軍の軌跡

¥440

商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

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2025/07/13

「昭和陸軍の軌跡」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51810975.html

Posted by ブクログ

2025/01/05

満州事変以降、組織として政治化していく陸軍を「昭和陸軍」と定義し、永田鉄山を中心にした陸軍官僚の動きを追いながら太平洋戦争へ至る過程を明らかにしていく。永田鉄山は皇道派と統制派の対立の中で暗殺されたが、彼の構想は後継者たる武藤、田中らに引き継がれて昭和陸軍の動向を規定していた。 ...

満州事変以降、組織として政治化していく陸軍を「昭和陸軍」と定義し、永田鉄山を中心にした陸軍官僚の動きを追いながら太平洋戦争へ至る過程を明らかにしていく。永田鉄山は皇道派と統制派の対立の中で暗殺されたが、彼の構想は後継者たる武藤、田中らに引き継がれて昭和陸軍の動向を規定していた。 以下気になった記述のメモ 60ページ 満州事変は関東軍に陸軍中央が引っ張られたイメージだが、中央の一夕会系中堅幕僚は関東軍に呼応して陸軍首脳を動かしていたのが実態。 91ページ 対ソ戦略をめぐり一夕会は対立。速やかにソ連侵攻を目指すべきと考える小畑(皇道派)、ソ連侵攻前に未だ調整すべきことが多いので早急な侵攻は控えるべきと考える永田(統制派)。 201ページ 日中戦争は世界戦争に備えて資源を確保するために起こしたもの。日中戦争解決のために太平洋戦争に突入したわけではない。 218ページ 南方から資源を輸入しようとしても、対価となる工業製品を生産し輸出する国力は日本にはない。大東亜共栄圏といいつも、一方的な略奪経済とならざるをえないことを陸軍中央は認識していた。 267ページ 南部仏印進駐に対するアメリカの対日石油全面禁輸は、日本の更なる南方進出の抑制と同時に北方での本格的な対ソ攻撃を阻止するためのものだった。禁輸により資源に余裕が失われた日本は必要性の低い対ソ攻撃を断念するとの見通しに基づく。これにより、ソ連がドイツに敗北し、ドイツのイギリス侵攻を本格化することを防ぐ。アメリカにとって大英帝国の崩壊は安全保障上絶対に回避しなければならなかった。

Posted by ブクログ

2024/08/31

永田、石原、武藤、田中の統制派幕僚の戦略構想を軸に、対米開戦へと向かう陸軍の動きを追っている。 巷のイメージのように単なる無定見、好戦的に開戦に突き進んだというよりも、より複雑な経緯を辿って破局を辿っていったことがよくわかる。 彼らは何が見え、何が見えていなかったのか、考えていき...

永田、石原、武藤、田中の統制派幕僚の戦略構想を軸に、対米開戦へと向かう陸軍の動きを追っている。 巷のイメージのように単なる無定見、好戦的に開戦に突き進んだというよりも、より複雑な経緯を辿って破局を辿っていったことがよくわかる。 彼らは何が見え、何が見えていなかったのか、考えていきたい。

Posted by ブクログ

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