商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2011/12/06 |
| JAN | 9784167549091 |
- 書籍
- 文庫
名もなき毒
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名もなき毒
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商品レビュー
3.9
453件のお客様レビュー
あの終わり方だと奥さんのトラウマが治らなくて未来が暗そうと思ったけどまだシリーズがあるということはうまく収まるんだろうか。 原田いずみの毒が凄すぎて…。「あなたを満足させることのできる人間を探しなさい」結局原田いずみはそれを見つけて終わったのでそこまでしか見せられなかった読者とし...
あの終わり方だと奥さんのトラウマが治らなくて未来が暗そうと思ったけどまだシリーズがあるということはうまく収まるんだろうか。 原田いずみの毒が凄すぎて…。「あなたを満足させることのできる人間を探しなさい」結局原田いずみはそれを見つけて終わったのでそこまでしか見せられなかった読者としては罰が下らなくてがっかりした。もちろんその満足は仮初の一時的でその後は刑事罰もあるんだけど彼女は今後も変わらず周りを傷つけ続けるんだろうし過去に傷つけた人達はもとには戻れないと思うとやり切れない。 荻原社長が好きだったな。シリーズものと知らなくて2作目から読んでしまったので1作目と続きのシリーズも読みたい
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以前読んだ「ペテロの葬列」主人公 杉村三郎のシリーズ第2弾。 知らずになんとなく手に取った。 宮部みゆきを読むたびに驚く、、 どうしたら、こうもありありと人物を文章化できるのか。 たいした能力もないのにプライドだけは高く平気で嘘をつき、仕事ができないことに支離滅裂な言い訳をしたり、他人に責任をなすりつける、挙げ句の果てには、泣く喚く、、とエスカレートしていく…… 社会にはほんとうにこういう厄介な人が存在する。いるんだが、この奇怪っぷり、異様さが浮かび上がる!! そしてこの人物に振り回される周囲の人たちがページを追うごとに疲弊していく。悪くないほうが気に病んでしまうという、良い人あるある…… 世間では、紙パックの飲み物に毒物が混入され死亡者が出るという連続殺人事件がおこる。 杉村は偶然出会った事件関係者に巻き込まれ?、首をつっこむことになる。 毒物の殺人事件と職場の迷惑アルバイトと、杉村は対応していくことになるのだが、、 タイトルにある「毒」がたんなる毒ではなく、恐ろしいのはその毒を扱う人間、そのような人間を作り出してしまう環境や社会ともいえる。 毒を飲むかも……と怯えていても、何かが一変すると毒を差し出す側になるかもしれない、人間という生き物の恐ろしさに身の毛がよだつ。 それでも、人間には「情」があり、誰かのために親身になれる人もいるという救いも見出せた。 宮部みゆき先生の作品は人や社会を見ていて、ミステリーにありがちな『犯人=悪人、犯罪=100%悪事』ではなく、裏に潜んだ要因や陥ってしまった情状にも触れるので、読後の感情が複雑でことばにするのがもどかしい。 このシリーズ第5弾まであるようなので読破して、杉村の人生を見ていきたい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
三郎さん寛容すぎ。なぜ原田さんに腹が立たないのか。実際にいると思う、原田さんのように理屈が通らない、絶対に話が通じない人。 宮部みゆきの本は人間を丁寧に描くよね。ストーリーも無理がなくてほんと好き。タイトル回収の仕方もさりげなくていいよね。 でも終盤、あれだけ上手く行ってたラブリーな夫婦の関係が壊れそうな影が射してきたのが悲しい。
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