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山に生きる人びと 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2011/11/07 |
| JAN | 9784309411156 |
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山に生きる人びと
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商品レビュー
4.2
23件のお客様レビュー
著者との出会いは『日本奥地紀行』を解説する本だった。本作は、山間に暮らす人々が、どのように山に至り、生活していったかを、現地踏査をふまえ民俗学的に検証するものである。源平合戦の後、平家の落人伝承が残る山間集落は多いが、戦乱を嫌って山に逃れた人々がルーツであるらしい。建築木材を伐り...
著者との出会いは『日本奥地紀行』を解説する本だった。本作は、山間に暮らす人々が、どのように山に至り、生活していったかを、現地踏査をふまえ民俗学的に検証するものである。源平合戦の後、平家の落人伝承が残る山間集落は多いが、戦乱を嫌って山に逃れた人々がルーツであるらしい。建築木材を伐り出す杣人、製鉄を生業とする鉄山労働者、山岳信仰と山伏や強力など、様々な人が山に生きているのを読むのは興味深い。大正・昭和になっても電気などの公共インフラから切り離された山奥で、厳しい暮らしを強いられた人々が目に浮かぶようだった。
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口伝ぐらいでしか残っていない民俗風習から山岳民という民俗がいたという推論を証明しようとした点が非常にチャレンジング。 確かに山奥に畑作中心で細々と暮らす集落を見ると「なんでこんなところに住んだんだろ」と思うことはある。山岳民は著者の所詮想像ではあるが、縄文から弥生、朝廷ができて武...
口伝ぐらいでしか残っていない民俗風習から山岳民という民俗がいたという推論を証明しようとした点が非常にチャレンジング。 確かに山奥に畑作中心で細々と暮らす集落を見ると「なんでこんなところに住んだんだろ」と思うことはある。山岳民は著者の所詮想像ではあるが、縄文から弥生、朝廷ができて武家社会へという一般的歴史観にそぐわない歴史を歩んだ日本人がいる事は確かだろう。 ともすればスピリチュアルに陥ってしまう柳田國男的民俗学とは別に、あくまで現実的でリアルな民俗の成り立ちを捉えようとした意欲作。なぜ山で暮らしたか、そしてなぜ山から下りたか。それは決して精神論や綺麗事では語れない現実的な理由があったはずだ。
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Eテレ100分de名著で宮本常一をやってたので、思い出して手持ちの本を再読しました。 冒頭の章は「塩の道」。ん?山の話じゃないの?と思わせておいて、海で作った塩を山奥の村に運ぶ道について説きおこし、山で暮らし仕事をするサンカ、木地屋、炭焼きなどの生業を解説したかと思うと、そこから...
Eテレ100分de名著で宮本常一をやってたので、思い出して手持ちの本を再読しました。 冒頭の章は「塩の道」。ん?山の話じゃないの?と思わせておいて、海で作った塩を山奥の村に運ぶ道について説きおこし、山で暮らし仕事をするサンカ、木地屋、炭焼きなどの生業を解説したかと思うと、そこから落人の末裔がどのように集落を作って暮らし、里の支配者に滅ぼされていったかという歴史の話に転じていきます。 とにかく一つ一つの事柄が山より高く海より深い知識に裏打ちされていて、連れていかれる方はたまったものではない、と、いつも思います。(私が浅学なためそう思うのかもしれませんが) ジェットコースター好きな方は、宮本民俗学コースター、是非乗ってみてほしいです!私は毎回少し酔いますが(笑)
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