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山に生きる人びと 河出文庫
990円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2011/11/07 |
| JAN | 9784309411156 |
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山に生きる人びと
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山に生きる人びと
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商品レビュー
4.1
24件のお客様レビュー
特にお気に入りなのが【木地師】について。まるで妖怪のような扱いを受けていて面白い人達だった(本著での言われようも)。 個人的に民俗学が好きなので、項目の一つずつにもっと情報が欲しいなと思いつつも楽しく読めた。これをきっかけに気になった言葉は己で調べて深掘りしていこうね、という足...
特にお気に入りなのが【木地師】について。まるで妖怪のような扱いを受けていて面白い人達だった(本著での言われようも)。 個人的に民俗学が好きなので、項目の一つずつにもっと情報が欲しいなと思いつつも楽しく読めた。これをきっかけに気になった言葉は己で調べて深掘りしていこうね、という足掛かり的な一冊。
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著者との出会いは『日本奥地紀行』を解説する本だった。本作は、山間に暮らす人々が、どのように山に至り、生活していったかを、現地踏査をふまえ民俗学的に検証するものである。源平合戦の後、平家の落人伝承が残る山間集落は多いが、戦乱を嫌って山に逃れた人々がルーツであるらしい。建築木材を伐り...
著者との出会いは『日本奥地紀行』を解説する本だった。本作は、山間に暮らす人々が、どのように山に至り、生活していったかを、現地踏査をふまえ民俗学的に検証するものである。源平合戦の後、平家の落人伝承が残る山間集落は多いが、戦乱を嫌って山に逃れた人々がルーツであるらしい。建築木材を伐り出す杣人、製鉄を生業とする鉄山労働者、山岳信仰と山伏や強力など、様々な人が山に生きているのを読むのは興味深い。大正・昭和になっても電気などの公共インフラから切り離された山奥で、厳しい暮らしを強いられた人々が目に浮かぶようだった。
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口伝ぐらいでしか残っていない民俗風習から山岳民という民俗がいたという推論を証明しようとした点が非常にチャレンジング。 確かに山奥に畑作中心で細々と暮らす集落を見ると「なんでこんなところに住んだんだろ」と思うことはある。山岳民は著者の所詮想像ではあるが、縄文から弥生、朝廷ができて武...
口伝ぐらいでしか残っていない民俗風習から山岳民という民俗がいたという推論を証明しようとした点が非常にチャレンジング。 確かに山奥に畑作中心で細々と暮らす集落を見ると「なんでこんなところに住んだんだろ」と思うことはある。山岳民は著者の所詮想像ではあるが、縄文から弥生、朝廷ができて武家社会へという一般的歴史観にそぐわない歴史を歩んだ日本人がいる事は確かだろう。 ともすればスピリチュアルに陥ってしまう柳田國男的民俗学とは別に、あくまで現実的でリアルな民俗の成り立ちを捉えようとした意欲作。なぜ山で暮らしたか、そしてなぜ山から下りたか。それは決して精神論や綺麗事では語れない現実的な理由があったはずだ。
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