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終りなき夜に生れつく ハヤカワ文庫クリスティー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2011/10/08 |
JAN | 9784151310959 |
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終りなき夜に生れつく
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商品レビュー
4.1
55件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
真相まで読んで、クリスティの有名作をいくつか思い出した。晩年の作品ということで納得。集大成といえる作品なんだろう。 何度も救いの手は差し出されていたはずなのに、見て見ぬふりをしてしまった主人公は愚かだ。 「まるで愛してるかのような」というエリーの言葉、エリーはマイクが自分を愛していなかったことに気づいていたんだろうか。
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さまざまな人間関係を先に明らかにし、事件に至るまでの過程を一緒に追えるのは、やっぱり格別。 あらゆるミステリーで被害者はだいたい過去の人間。でもそうじゃない。ついさっきまで生きていたのに。
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ポアロでもマープルでもないノンシリーズ。なかなか事件というものは起きず日々の描写、人々の心の描写がされていく。ただ事件が起きてからの怒涛の展開は圧巻。誰かが死んだとき、一番利益を得るのは誰かというのはミステリーを読む上で基本的な視点だと思うが、何故そこまでに至ったのか「動機」今回は特に犯人の生き方感じ方考え方が鍵。欲望に支配されて道をどんどん踏み外していく独白が見事。
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