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終りなき夜に生れつく ハヤカワ文庫クリスティー文庫
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終りなき夜に生れつく ハヤカワ文庫クリスティー文庫

アガサクリスティー【著】, 矢沢聖子【訳】

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終りなき夜に生れつく ハヤカワ文庫クリスティー文庫

1,078

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2011/10/08
JAN 9784151310959

終りなき夜に生れつく

¥1,078

商品レビュー

4.1

54件のお客様レビュー

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2024/09/24

さまざまな人間関係を先に明らかにし、事件に至るまでの過程を一緒に追えるのは、やっぱり格別。 あらゆるミステリーで被害者はだいたい過去の人間。でもそうじゃない。ついさっきまで生きていたのに。

Posted by ブクログ

2024/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ポアロでもマープルでもないノンシリーズ。なかなか事件というものは起きず日々の描写、人々の心の描写がされていく。ただ事件が起きてからの怒涛の展開は圧巻。誰かが死んだとき、一番利益を得るのは誰かというのはミステリーを読む上で基本的な視点だと思うが、何故そこまでに至ったのか「動機」今回は特に犯人の生き方感じ方考え方が鍵。欲望に支配されて道をどんどん踏み外していく独白が見事。

Posted by ブクログ

2024/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

途中まで事件が起こらず長く感じてしまったが、最後に怒涛の展開でひっくり返された。真実がわかってから考えると、それまでのエピソードが違った意味をもって見えてきて、読み返すのがおもしろかった。 「終りなき夜」と「甘やかな喜び」が対比的であり象徴的。「甘やかな喜び」である、やさしく美しいエリーの喪失がより一層「終りなき夜」を深めていく。 主人公の周りには母やサントニックスなど警句を発し引き止めようとする人たちがいた。 母が主人公に、安定した仕事と生活をするよう、あんなにうるさく言っていた理由がわかった。母が言っていたのはこのことだったのだ。 すべてを得た後は、皆が去った。 読後はやるせなさと哀しみがじんわり残った。

Posted by ブクログ

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