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帰命寺横丁の夏
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帰命寺横丁の夏

柏葉幸子(著者), 佐竹美保

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帰命寺横丁の夏

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/08/10
JAN 9784062171731

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商品レビュー

4.3

42件のお客様レビュー

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2025/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大好きな柏葉幸子さんの作品。 小学生の頃、そんなに読書好きというわけでもなかったけれど、市の図書館で、「柏葉幸子」のところを入念にチェックしていたことを急に思い出しました。 児童書の感想は必ずしも書いていないのですが、本作、とても面白い作品だったので・・・。 まず、「あ、柏葉幸子さんの作品だ」と思ったのと、タイトルがすごく気になったので、図書館で借りて読んでみました。挿絵もすごく印象に残ります。ちょっと地面から浮いている感じの女の子はタイトルとの関連を探らずにはいられないし、日本風の町並みと女の子のむこうには、異質なお城のようなものが。読んでいくうちに「あぁ!」と思わず手を打ちたくなります。 小学5年生のカズは、自分のうちの仏間から知らない女の子が出てくるところを目撃してしまいます。幽霊だ!と思ったカズですが、学校に行くとその女の子がクラスにいるではないですか。しかも、その子を知らないのはカズだけ。みんな、その子のことをずっと一緒にいたクラスメイトと認識しています。そしてカズは、昔の地図で自分の家の周辺が昔、帰命寺横丁と呼ばれていたことを知り、そこから、カズの夏の奮闘が始まります。 ネタバレしたくないので、すごく感想を書きにくいのですが、あかりのために奔走するカズ、めちゃくちゃいい男やないですか。小学5年生でこれだけの男気があるなんて。惚れてまうやろ~~~~。 あかりのことを思って何度もカズは自分が「情けない」と泣きそうになりますが、全然そんなことはなくて、だって、カズに降りかかってきた問題はとっても難しく正解がないような問題で、大人だってどうしていいかわからないと思う。 むしろ子どもながらの純粋さで、思ったことをやってみるカズの行動力はすごい。水上のばあさんとのやりとりはかっこいいです。朝からピンポン攻撃(笑) カズの身に起きたというか、あかりの身に起きた不思議はもちろん不思議で、続きが気になってしょうがないのですが、劇中劇が出てきてなおさら、読むのをやめられない勢いになってきました。この劇中劇というのか、作中作というのか、入れ子のような物語が強烈で、一瞬どっちの話がメインなんだ、えっと、今カズはどんな状況だったんだっけと、ちょっと迷子になりそうでした。暗くて怖くてぞっとするようなお話で、これは児童書なのか、そういえばちょっとグリム童話みたいだな、あぁ、でも何かがカズたちと関連しているような・・・とひっかかりを覚えたり、結論、すごい物語で、すごく良い物語でした。 (そして、すごく個人的なことですが、「青の読み手」という児童書を同時に読んでいたため、その世界観とこの劇中劇「月は左にある」の世界観がごちゃごちゃになってちょっと混乱しました。) カズとあかりのエンディングはちょっと唐突な気もしましたし、そうなると、祐介のこの一か月の記憶はどうなる?などといらんことを考えてしまったりしましたが、とても大満足な読後感となりました。 あかりと石の鳥の息子、同じような立場でありながら、「生きる」ということに対する心持ちが違って、なんだかとても考えさせられました。 やはり柏葉幸子さんの描く世界はすごい。日常の中にファンタジーが入り込んでくる柏葉幸子さんの世界は、ファンタジーの度合いに違いがあれど、もうまさに柏葉幸子ワールドです。いい歳した大人ですが、小学生の頃と変わらず、ワクワクさせてもらいました。児童書と括らずに、もっとたくさんの人が読んだらいいのに〜と地団駄踏みたくなりました。

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2025/07/07

夏休み直前カズは真夜中に家で女の子の幽霊を見た。次の日その子がクラスメイトとして居て驚く。カズは夏休みに幽霊の謎を追う。 帰命寺様の謎に迫るうちに意外な繋がりが分かって、作中作品が意味を持ってくるのにも驚く。 少年少女のひと夏の冒険譚ってやっぱり面白い! 余白を持った選択に納得...

夏休み直前カズは真夜中に家で女の子の幽霊を見た。次の日その子がクラスメイトとして居て驚く。カズは夏休みに幽霊の謎を追う。 帰命寺様の謎に迫るうちに意外な繋がりが分かって、作中作品が意味を持ってくるのにも驚く。 少年少女のひと夏の冒険譚ってやっぱり面白い! 余白を持った選択に納得の良い読後感。

Posted by ブクログ

2024/09/08

心地よい読後感ではあります/帰命寺にお祈りしたら死んだ人が帰ってきて別人として生きるがバレて指摘されたら消える/クラスメートのあかりは帰ってきた人らしい/カズん家が今の帰命寺だった/反帰命寺派のおばあさん水上里に本尊が盗まれた/消えるまでにあかりの願いを少しでも叶えようとするカズ...

心地よい読後感ではあります/帰命寺にお祈りしたら死んだ人が帰ってきて別人として生きるがバレて指摘されたら消える/クラスメートのあかりは帰ってきた人らしい/カズん家が今の帰命寺だった/反帰命寺派のおばあさん水上里に本尊が盗まれた/消えるまでにあかりの願いを少しでも叶えようとするカズ/あかりの読みたかった小説「月は左にある」が作中作として描かれるが、途中で切れているので残りを捜す。著者は誰? って、すぐわかるか/あかりは消えるのか? 「月は左にある」の結末は?/佐竹美保さんの表紙絵に惹かれた。 ■簡単な単語集 【あかり】信夫あかり。赤い玉が二つのぽっちりで髪をとめている少女。カズが見た幽霊にそっくり。同級生ということになっているがカズ(だけが)覚えていない。 【あかりの母】カズには透明に見える。 【アディ】作中小説の主人公。亡霊と人間の間にできた一族だと思われている。都で魔女に買われた。泥の中の金や宝石を見ることができる。 【安藤桂/あんどう・かつら】どうやら四十年前に十歳で亡くなったさおり=あかりの母らしい。 【石の魔女】作中小説の登場人物。アディを買った。 【井上】クラスメート。 【内丸小学校】カズの通う小学校。 【王子】『月は左にある』の登場人物。魔女、石の鳥の牢獄に囚われていた。 【オオカミの牙】『月は左にある』の登場人物。王子の友だち。以前魔女に使われていたが今は山賊? 表向きの商売は肉を扱う商人。裕福に暮らしている。 【おれ】→カズ 【カズ】主人公の「おれ」。佐田和弘。家は古くて広い。怖がりだからホラー番組を見る小学五年生。あだ名は「サード」。野球チームのポジションからだがなんでも三番手だからということもある。それは本性を他者に見せずひねているところがあるからだとねえちゃんは言う。 【帰命寺横丁】古い地図ではカズの家があるあたりの地名。帰命寺は祈れば死んだ人が帰ってくるがまったく関係ない知らない人として帰ってくるという寺で建物は存在しないが本尊は存在する。講のようなもので、信じる者が集まっていたのが帰命寺横丁で本尊を置くのを各家で回していたらしい。やがて信じる者もいなくなり現在はなんとカズの家の仏壇にある。現在の帰命寺は順一で、次代はカズになるらしい。 【キリコ】水上さんちの黒猫。青い目。この辺のボス猫。カズを見張っている? 【毛皮商】かつてハミを買った。大切にしてくれ魔女に売ってくれと請われても断ったがハミは魔女にさらわれた。 【桜陽一】クラス委員の一人。 【佐田元治/さだ・げんじ】カズの祖父。 【さっこ】クラスメート。 【信夫あかり/しのぶ・あかり】→あかり 【順一】居候。中国へ発掘調査に行ってる。父親の従弟。居候と言いつつ、本家は順一の方。 【ソラマメ】副校長のあだ名。 【田辺】クラスメート。 【タマ】隆盛寺の猫。 【町会長】「やぶや」という蕎麦屋の隠居。 【月は左にある】『デイジー』という月刊誌に掲載されていた小説。著者は「ミア・リー」。あかりが読みたいと言っていた。 【ねえちゃん】中学一年生。 【ハミ】『月は左にある』の登場人物。魔女、石の鳥の牢獄に囚われていた。 【ハムスター】クラスで飼っているハムスターの名はボンレスとムッチー。 【春川次郎】クラス担任。あだ名は演歌。 【水上里/みなかみ・さと】おばあさん。マンションのミナミハイツ暮らし。八十歳を超えているので古いことを知っているかもしれない。派手な格好がよく似合う。帰命寺という名前をゾンビみたいだと言い、そのことがわかる人が存在すると言った。愛車はマーキュリー。 【山形あゆみ】クラスメート。 【山辺みずき】クラス委員の一人。 【裕介】老舗の呉服屋の若旦那の風格が身についている同級生。家族が忙しくてコンビニめしのときは嬉しい。 【ゆきな】クラスメート。 【隆盛寺】水上里さんから紹介された寺。プロレスラーみたいな巨体。 【老人会の理事】昔、社会科の先生をしていたらしい。

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