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儚い羊たちの祝宴 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | お嬢様たちが集う読書サークルでの邪悪な事件 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/06/28 |
| JAN | 9784101287829 |
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儚い羊たちの祝宴
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儚い羊たちの祝宴
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商品レビュー
3.9
1109件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
3.5 この本が悪い訳ではなかったけど、今読みたい本ではなかった感 どんでん返しミステリーを求めていたが、この本は奇妙な不気味系ストーリーで、本屋で物凄いどんでん返しと書いてあったわりに…と思ってしまった。 どんでん返し見たい人にこの本は勧めないかな。 文系向けストーリーという感じで、読みやすいけど間接的表現も多いので難しさも感じた。 正直殺人事件とかミステリーの内容は薄い。そこが響かなかったポイントかもしれない。 良い家柄、いわゆるお金持ちの人達の話で、そこで働く使用人と金持ちの娘を軸にストーリーが展開される。そこで起こる殺人の短編で、バベルの会と呼ばれる大学の読書同好会のようなものと関わっていることで短編が繋がる。最後の短編で、バベルの会がなんなのかと、ストーリーが繋がる。 バベルの会というのが繋がりではあるがそれが直接描かれる訳では無いので、何となく情がわかない。 ただこのストーリーはそれが正解だと思う。そこを描いたとて面白さはおそらくないだろう。 そもそも殺人の動機とかも理解できる範疇ではなく、全く共感はできない。 最後のストーリー バベルの会と言う夢想家たちの集まる会に、実際家は要らない。ただ、主人公は元々実際家だったかもしれないが、父が祖父を殺したことを知り、夢想家の自分もいることを知る。夢想家ということを伝えたい、自分はバベルの会に属せる人間だと証明したいという理由で、アミルスタン羊(人肉)で料理をするように料理人に伝える。(バベルの会の中から1人最上級の人間を殺して食する)元々料理人が大量の食材を買い込んで料理をしていた理由を主人公は、選りすぐりの食材を探すためだと思っていた。しかし、本当は、大量に購入することで金持ちの使用人だという証明のためのものであった。つまり、その料理人にアミルスタン羊を料理するように頼むことは、バベルの会の人間達1人ではなくみんなを殺すようにという指示になってしまった。 そうしてバベルの会は消滅したが、この主人公が残した日記を読む人物が夢想家でありまたバベルの会が発足するだろうという話で結末を迎える。
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語り口が官能的で引き込まれる〜 ミステリー系や短編小説系はあまり得意ではないけれど、不得意を超えてくる面白さだった。
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#読了 #米澤穂信 #儚い羊たちの祝宴 #新潮文庫 #読書好きな人と繋がりたい 「身内に不幸がありまして」が面白い
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