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スピノザ『エチカ』 哲学書概説シリーズ2
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晃洋書房 |
発売年月日 | 2011/06/20 |
JAN | 9784771022775 |
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スピノザ『エチカ』
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スピノザ『エチカ』
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
容易には「知解」できないエチカは、外堀を段々と埋めていくように、引用から読み始めるのが良いと思う。 我々には善悪が染み付いているためどうしてもそこに基づいて、情緒を添加してテキストを受け取ろうとする。それがエチカを読む躓きになる。むしろ善悪を当て嵌めながらでもある程度読めてしま...
容易には「知解」できないエチカは、外堀を段々と埋めていくように、引用から読み始めるのが良いと思う。 我々には善悪が染み付いているためどうしてもそこに基づいて、情緒を添加してテキストを受け取ろうとする。それがエチカを読む躓きになる。むしろ善悪を当て嵌めながらでもある程度読めてしまう。 そのように読まさないテキストは難解だが、だからこそエチカは面白い。良書だと思う。
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おもにスピノザの「直観」について読みたくて読んでみました。 が、人間を「入出力する機械」とした上で、衝動と自由は異なる、ではどう異なっているのか、自由と言えるものはあるのか、というあたりの解説がおもしろかった。 それに続いて「感情の治療法」としての能動感情・受動感情という考え...
おもにスピノザの「直観」について読みたくて読んでみました。 が、人間を「入出力する機械」とした上で、衝動と自由は異なる、ではどう異なっているのか、自由と言えるものはあるのか、というあたりの解説がおもしろかった。 それに続いて「感情の治療法」としての能動感情・受動感情という考えの解説、「未熟な幼児でさえも因果の説明を求める」という思考に関する問いなどなど。 もっと読みたくなってくる。
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