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スピノザ『エチカ』 哲学書概説シリーズ2
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スピノザ『エチカ』 哲学書概説シリーズ2

河井徳治【著】

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スピノザ『エチカ』 哲学書概説シリーズ2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晃洋書房
発売年月日 2011/06/20
JAN 9784771022775

スピノザ『エチカ』

¥1,155

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2021/10/18

容易には「知解」できないエチカは、外堀を段々と埋めていくように、引用から読み始めるのが良いと思う。 我々には善悪が染み付いているためどうしてもそこに基づいて、情緒を添加してテキストを受け取ろうとする。それがエチカを読む躓きになる。むしろ善悪を当て嵌めながらでもある程度読めてしま...

容易には「知解」できないエチカは、外堀を段々と埋めていくように、引用から読み始めるのが良いと思う。 我々には善悪が染み付いているためどうしてもそこに基づいて、情緒を添加してテキストを受け取ろうとする。それがエチカを読む躓きになる。むしろ善悪を当て嵌めながらでもある程度読めてしまう。 そのように読まさないテキストは難解だが、だからこそエチカは面白い。良書だと思う。

Posted by ブクログ

2020/11/22

おもにスピノザの「直観」について読みたくて読んでみました。 が、人間を「入出力する機械」とした上で、衝動と自由は異なる、ではどう異なっているのか、自由と言えるものはあるのか、というあたりの解説がおもしろかった。 それに続いて「感情の治療法」としての能動感情・受動感情という考え...

おもにスピノザの「直観」について読みたくて読んでみました。 が、人間を「入出力する機械」とした上で、衝動と自由は異なる、ではどう異なっているのか、自由と言えるものはあるのか、というあたりの解説がおもしろかった。 それに続いて「感情の治療法」としての能動感情・受動感情という考えの解説、「未熟な幼児でさえも因果の説明を求める」という思考に関する問いなどなど。 もっと読みたくなってくる。

Posted by ブクログ

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