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さよなら、愛しい人 ハヤカワ・ミステリ文庫
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さよなら、愛しい人 ハヤカワ・ミステリ文庫

レイモンドチャンドラー【著】, 村上春樹【訳】

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さよなら、愛しい人 ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2011/06/13
JAN 9784150704629

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さよなら、愛しい人

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2024/11/03

▼(本文より)私には酒が必要だった。高額の保険が必要だった。休暇が必要だった。郊外の家が必要だった。しかし今のところ私が手にしているのは、上着と帽子と拳銃だけだった。だからそれらを身にまとい、部屋を出た。 ▼言い回しの次元でしかないとも言えますが、思わずにやりとしてしまいます。...

▼(本文より)私には酒が必要だった。高額の保険が必要だった。休暇が必要だった。郊外の家が必要だった。しかし今のところ私が手にしているのは、上着と帽子と拳銃だけだった。だからそれらを身にまとい、部屋を出た。 ▼言い回しの次元でしかないとも言えますが、思わずにやりとしてしまいます。小説というのは、物語というのは、結局は言い回しの次元であると言えます。パチパチ。 ▼私立探偵フィリップ・マーロウ長編シリーズ第2作。 ①大いなる眠り(The Big Sleep, 1939年) ②さよなら、愛しい人(Farewell, My Lovely, 1940年) ③高い窓(The High Window, 1942年) ④水底の女(The Lady in the Lake, 1943年) ⑤リトル・シスター(The Little Sister, 1949年) ⑥ロング・グッドバイ(The Long Goodbye, 1953年) ⑦プレイバック(Playback, 1958年) (以下、ネタバレ備忘) ▼マーロウはたまたま、ムース・マロイという乱暴な大男と知り合う。マロイは、「昔たれかに嵌められ」長い獄中生活から出所直後。もともと堅気ではない。ショーガールのヴェルマ、という愛人がいた。獄にいる間、ヴェルマからは音信不通。出獄した今、マロイはヴェルマを探す。ヴェルマを深く愛している。  マーロウは一方で、その直後から。  一見、マロイと無関係に(実は関係が大アリ)依頼された調査が発生。そこから殺人事件に巻き込まれて右往左往する。  結論は、以下。 ・マロイの愛人だったヴェルマが、成り上がるために昔、マロイを嵌めて排除した。 ・ヴェルマはその後、金持ちと結婚して成り上がった。過去を隠した。 ・ヴェルマは出所したマロイが自分を探していることを知る。マロイを再び排除(殺し)たい。 ・マーロウはマロイを知り合ったことから、ヴェルマに狙われた。殺されかけた。 ・最後は全部マーロウが全てあばききる。マロイは最愛の人・ヴェルマに射殺された。ヴェルマは逮捕される。

Posted by ブクログ

2024/10/06

大学時代に別訳のを買っていたが、読んでおらず。最近、チャンドラーを春樹訳になったのを気づきそっちを読んでみた。訳者自身が翻訳を楽しんでいるというのもわかるような文章だった。ほかにも訳があるようなので、しばらく読むつもり。

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2024/08/19

お酒を飲まずにマーロウを読むのは難しい。飲むと話に靄がかかってしまうから、悩ましい。 自ら謎解きをしながら読むタイプではなくさらさら読むのだけど、記憶に残る「ああ、あれか」で、ほほう、となって読み終わりが爽やか。レッド好きだ。好感の持てるヤツは読者にとってもそうなんだな。なぜか...

お酒を飲まずにマーロウを読むのは難しい。飲むと話に靄がかかってしまうから、悩ましい。 自ら謎解きをしながら読むタイプではなくさらさら読むのだけど、記憶に残る「ああ、あれか」で、ほほう、となって読み終わりが爽やか。レッド好きだ。好感の持てるヤツは読者にとってもそうなんだな。なぜかは分からない。やはり瞳の色か。 はー。。。いいスコッチか、マーテル飲みたい(飲んでみたい)。

Posted by ブクログ