商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/05/30 |
| JAN | 9784101302829 |
- 書籍
- 文庫
天と地の守り人(第3部)
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天と地の守り人(第3部)
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商品レビュー
4.7
260件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戦争のシーンがリアルでむごい。 命の重みは、どの人間同じはずなのに、どれだけの兵を殺したか、数字で計られ、民が軽んじられしまう。 タンダが兵に取られてしまったのがショックで、読み進めるのが辛かった。 チャグムの葛藤もピークだった。 帝を神と崇めて、国を治めるのは、戦前の日本と重なって心が悼んだ。 戦争は神の怒りではない、人間の愚かさ故であり、責任を神のせいにしてはいけない、というチャグムの気持ちにはとても共感した。 都が流される際に、歴史が書かれた過去の書物を持ち出していたが、戦争の知らない現代の私たちこそ、過去の戦争を知り、どうしたら戦争のない世界にしていけるかを考え続けねばならないと感じた。 この本が児童文学であることの意義はとても大きい。 そして、タンダとバルサの幸せなシーンが❤️!! これはもっと読みたい!完全ガイドを読まねば!!
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新潮文庫版のあとがきが最高。 このシリーズの象徴「森羅万象すべてが、ただ「在る」だけの世界」「天と地は、こうきて、ただありつづけ、動きつづける。」 そんな世界の中の様々な人の一人称視点を書いた。
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なんという世界観。 物語というか、確かにそこに存在している世界を感じられる作品だった。 チャグムもバルサもタンダもトロガイもシュガも、みんな存在してた。 ファンタジー、日常、政治、戦争、色んな物語が全部体験できるような作品。 本当にすごすぎる、上橋先生⋯。 ラストも、良いなあ...
なんという世界観。 物語というか、確かにそこに存在している世界を感じられる作品だった。 チャグムもバルサもタンダもトロガイもシュガも、みんな存在してた。 ファンタジー、日常、政治、戦争、色んな物語が全部体験できるような作品。 本当にすごすぎる、上橋先生⋯。 ラストも、良いなあ。 ああ、この満たされた感覚⋯ありがとう⋯。
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