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女の一生 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2011/03/09 |
| JAN | 9784334752262 |

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商品レビュー
4
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壮絶な話だった。 女性版、ヨーロッパ版『暗夜行路』を感じた。 主人公ジャンヌはジュリアンと結婚するも、ジュリアンは乳姉妹のロザリを妊娠させ、ジャンヌは発狂しかける。しかしジャンヌはジュリアンとの間にできた我が子を溺愛し、生きる希望を見つける。ジャンヌが仲良くなった伯爵夫人とジュリ...
壮絶な話だった。 女性版、ヨーロッパ版『暗夜行路』を感じた。 主人公ジャンヌはジュリアンと結婚するも、ジュリアンは乳姉妹のロザリを妊娠させ、ジャンヌは発狂しかける。しかしジャンヌはジュリアンとの間にできた我が子を溺愛し、生きる希望を見つける。ジャンヌが仲良くなった伯爵夫人とジュリアンが愛人関係になることが発覚する。母親が亡くなる。母の死に悲嘆に暮れるが、母が奔放な女性だったことを手紙で知り、心が荒れる。神父に入れ込むが、教義オタクのような神父に嫌気(?)が指す。ジュリアンと愛人関係にあった伯爵夫人の旦那が、ジュリアンと伯爵夫人を亡き者にする。ショックでジャンヌは流産。お父さん、叔母さんも亡くなる。ジャンヌは度重なる心労で老婆のようになる。息子は甘やかしすぎたため放蕩を繰り返し、ロザリがジャンヌを助けるために戻ってきて、住み慣れた家を手放すことになる。ジャンヌは息子が可愛いあまり、何度も息子の言いなりになり疲れ果てるが、最後に孫を抱いて希望を抱く?っぽい話だ。(あまりに出来事が多すぎるので、順番が違う部分があるかもしれない) 結局みんな自分勝手だと思った。 旦那のジュリアンは金銭感覚が合わない吝嗇家で、上っ面はいいが、頑固でマイルール強め。読んでいると、ジャンヌが好きだったのではなく、ジャンヌにはお金があるから&肉体を自由にできるから、という理由や目的で近づいたようにしか思えない。こんな人と結婚したら、しがらみだらけで不幸になることは目に見えているが、ジャンヌの世界には適齢期で良さそうな男性がきっとジュリアンしかいなかったのだろう。気の毒である。ジュリアンには怒りが湧く。全て自分の都合の良いように解釈、主張する。浮気をされても神父の教えによってジュリアンを許さないといけないことに、憤りを感じた。なんでも許すならやりたい放題ではないか。また自分の娘を汚された父である男爵と母の男爵夫人もジュリアンに対して怒っていたものの、自分たちも若かりし頃同じようなことをやっていたことを思い出して口をつぐむあたりは、自分が1番大事なんだなという調子の良さを感じて嫌だと思った。時代のこともあるが、ジャンヌは自分自身の世界を確立した方が生きやすかったのではないか。彼女はいつも他人に振り回されている。そして希望だと思った息子も溺愛しずきたあまり、息子に良いように利用されてしまっていた。子供を大事にすることは母親として素晴らしいことだが、旦那の浮気などで精神的にアクセルとブレーキが上手いバランスで働いていないように思う。結局他人に依存することが多かったのが、彼女の不幸だったのではないかと思う。 でも長い人生、こんな感じで大変なんだろうなと思った。ジュリアンがロザリを妊娠させたことが分かったあたりからこの話は読むのが面白くなっていった。そして世間知らずなのに?(だから?)妙に過激な行動をとるジャンヌももはや面白い。これがフランス文学かと思った。結婚の重み、しがらみにもなることを痛感した。 神父と叔母の役割は何か? 神父→神を信じて幸せになる、ではなく生の生命から生きる希望を感じることへの対比?
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※このレビューにはネタバレを含みます
この本は大学生くらいまでによんだほうがいい!とおもいながら ありきたりなタイトル?からは想像もつかない普遍でありそうでないような展開。 本の帯もあらすじもなにもなくよんだほうがいいとおもう。 最後のロザリの境地になれるのは相当な晩年かもな。これは語りたい。とおもいました。 にしても,主人公ジャンヌは40代半ば。作者は33歳のときに、これを書いている。どういう事?とおもいました。 物語でない素顔の人間の姿。というかんじ。宗教観や村の様子もこんなかんじだったんだろうな。だれが悪いとかいいとかでなく社会制度やお金に振り回されていてはらはらした。
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