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第二の銃声 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/02/14 |
JAN | 9784488123079 |
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第二の銃声
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第二の銃声
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商品レビュー
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推理劇で被害者を演じた者が本物の死体となって発見された。 殺人の容疑をかけられたピンカートンは、素人探偵シェリンガムに助けを求める…。 突然犯人に疑われてしまったピンカートンの心理状態と、それを囲む人達の心理、真犯人の心理、全てが詳細に描かれている。 私は物理トリックとか密室...
推理劇で被害者を演じた者が本物の死体となって発見された。 殺人の容疑をかけられたピンカートンは、素人探偵シェリンガムに助けを求める…。 突然犯人に疑われてしまったピンカートンの心理状態と、それを囲む人達の心理、真犯人の心理、全てが詳細に描かれている。 私は物理トリックとか密室トリックなどには全く興味がなくて、犯人の心理が読みたくてミステリーを読んでるので、この本はまさに私の好きなタイプだった。 主役のピンカートンのキャラクターの描き方が抜群に上手い。 やっぱりこの作品も真面目そうに見えて、所々にユーモアがあって飽きない。 バークリーの描く探偵シェリンガムは、他の探偵小説にはない愛すべきキャラクターで癖になる。 探偵小説への間接的な皮肉が入っていて、ひねくれた感じが面白い。 好き嫌いが分かれそうだけど、私自身もひねくれてるのでこういう作品は好き。
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迷探偵ロジャー・シェリンガム長編6作目▲推理劇の被害者役は「二発の銃声」ののち本物の死体に…二転三転する証言、最後に見出された驚愕の真相とは…▼冒頭の献辞で「雰囲気を深化させる」と実験宣言⁉見取り図でワクワク♪プロローグは記事と報告書!ようやく本編開始で1930年以前の探偵小説に...
迷探偵ロジャー・シェリンガム長編6作目▲推理劇の被害者役は「二発の銃声」ののち本物の死体に…二転三転する証言、最後に見出された驚愕の真相とは…▼冒頭の献辞で「雰囲気を深化させる」と実験宣言⁉見取り図でワクワク♪プロローグは記事と報告書!ようやく本編開始で1930年以前の探偵小説に苦言を呈す?なんと書簡体形式ですよ…殺人ゲーム、多重解決、ユーモア小説…迷探偵を混ぜたことで「ああ、イギリス人というのは!」感が満載で…人も描けて、プロットが素晴らしい、アンチミステリーの萌芽も感じられる…これは傑作(1930年)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昔読んだ「毒入りチョコレート事件」は素晴らしかった。久しぶりにアントニー バークリーを読みたくなり、「最上階の殺人」「ピカデリーの殺人」を読むと面白くて、「第二の銃声」も読むこととなった。これも途中までは面白かったが、オチが気に入らない。いくら被害者が女たらしだとしても、その殺人を肯定するような内容はいかがなものか。本当の悪人は誰かと考えると後味が悪い。
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