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破壊する創造者 ウイルスがヒトを進化させた
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2011/01/25 |
| JAN | 9784152091901 |
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破壊する創造者
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商品レビュー
4
29件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
破壊する創造者 ―ウイルスがヒトを進化させた 今までの総合進化論の”自然淘汰と突然変異”が進化の原動力という説に大きな変化が起きようとしています。本書では、突然変異以外の進化の原動力として、レトロウィルスによる遺伝子の変異、異種交配による遺伝子の変異、エピジェネティック(遺伝子の発現を制御する要因)の子孫への継承の3つを加えるべきという主張です。 著者は医師なので、特に医学的な学術用語が多いのと、著者の他の科学者との交流が話の軸になっているところがあり、読みづらい点や論旨が整理されていない部分は多々ありますが、それは置いておいて、様々な最新の知見を知ることができ、とても面白かったです。 ・人の遺伝子にはレトロウィルスの遺伝子が多々含まれていて、その機能に関してはまだほとんど解明がされていないこと。 ・レトロウィルスはRNAで、自らの遺伝子を寄生先の遺伝子に転写できることにより、レトロウィルスと寄生先の遺伝子が混ざった新しい遺伝子が出来ること。 ・ウィルスと寄生先の生き物との間には長い目で見たときに共生関係があること。言い換えると、死に至らしめるようなウィルスも生き残った寄生先の生き物と共生することにより進化の推進力になること。 ・異種交配によって出来た子供も、今までの定説とは異なり子孫を残せるものもあり、それが進化の推進力になること。 ・エピジェネティックにより、どのタンパク質を生成するか?またいつ生成するか?が同じ遺伝子(二卵性双生児)を持っていても違いが出る主な理由で、年を経れば経るほど違いは大きくなるということ。 ・エピジェネティックな特性や環境は子孫に受け継がれることがあり、それが進化の推進力になること。このことは、一度徹底的に排除されたラマルクの形質遺伝がよみがえることを意味すること。 ・癌や遺伝子異常の疾病は、ある遺伝子を持っているから必然的に病気になるということではなく、エピジェネティックな環境要因も大きく、非常に複雑なプロセスであること。 ざっと、上記のような新しい認識を持つことができました。 はてさて、そういったことがわかってどうなるの?という問いはありますが、竹蔵は、次のように思いました。 ・ウィルスは個体を殺してしまうということで悪い物の象徴のように思われているが、自然の摂理としてとても重要な役割を果たしていて、おそらくウィルスとの戦いには人は勝てないだろう。 ・遺伝子治療などが今後進んでいくと思いますが、遺伝子の機能メカニズムは複雑なので、あまりいじりすぎると予想できない副作用が起きそう。 ・癌が起こることは必然で、それを完全に防ぐことは無理みたい。長生きすれば癌にはなる。 といったところでしょうか。 進化に興味がある方は是非ご一読を。 竹蔵
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読んだ ウィルスと進化論の基本的な知識、新しい関係がわかった。自己免疫疾患と癌の章は難しかったけど、他は楽しめた
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上橋菜穂子先生の推薦書。 題名がウイルスに寄っているが、ウイルスとの関係も含めた生物の進化について、様々な方向からの研究を元に論を展開している。理解するにあたり、多少なりとも生化学や微生物学をかじっていて良かった。 科学的な研究そのものについて、進化論の変遷など、予期していなかっ...
上橋菜穂子先生の推薦書。 題名がウイルスに寄っているが、ウイルスとの関係も含めた生物の進化について、様々な方向からの研究を元に論を展開している。理解するにあたり、多少なりとも生化学や微生物学をかじっていて良かった。 科学的な研究そのものについて、進化論の変遷など、予期していなかったところでも面白かったが、やはりウイルスとの共進化についての部分が興味深かった。自分に深い知識がない分、どの説もあり得そうに思えてわくわくした。
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