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破壊する創造者 ウイルスがヒトを進化させた
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破壊する創造者 ウイルスがヒトを進化させた

フランクライアン【著】, 夏目大【訳】

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破壊する創造者 ウイルスがヒトを進化させた

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2011/01/25
JAN 9784152091901

破壊する創造者

¥2,750

商品レビュー

4

28件のお客様レビュー

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2023/05/05

読んだ ウィルスと進化論の基本的な知識、新しい関係がわかった。自己免疫疾患と癌の章は難しかったけど、他は楽しめた

Posted by ブクログ

2021/07/04

上橋菜穂子先生の推薦書。 題名がウイルスに寄っているが、ウイルスとの関係も含めた生物の進化について、様々な方向からの研究を元に論を展開している。理解するにあたり、多少なりとも生化学や微生物学をかじっていて良かった。 科学的な研究そのものについて、進化論の変遷など、予期していなかっ...

上橋菜穂子先生の推薦書。 題名がウイルスに寄っているが、ウイルスとの関係も含めた生物の進化について、様々な方向からの研究を元に論を展開している。理解するにあたり、多少なりとも生化学や微生物学をかじっていて良かった。 科学的な研究そのものについて、進化論の変遷など、予期していなかったところでも面白かったが、やはりウイルスとの共進化についての部分が興味深かった。自分に深い知識がない分、どの説もあり得そうに思えてわくわくした。

Posted by ブクログ

2020/08/09

ウイルスと宿主の共生が互いの進化の推進力となっているのではとの仮説を中心に、異種交配やエピジェネティクスなど、突然変異「以外」の推進力につき最新(2009年当時)の研究を紹介していく仕立て。 著者は医師であると同時に自身も論文を出しているような研究者なのだが、この本の書きぶりは...

ウイルスと宿主の共生が互いの進化の推進力となっているのではとの仮説を中心に、異種交配やエピジェネティクスなど、突然変異「以外」の推進力につき最新(2009年当時)の研究を紹介していく仕立て。 著者は医師であると同時に自身も論文を出しているような研究者なのだが、この本の書きぶりはサイエンスライターに近い。自分の仮説の周辺の研究を、研究者にインタビューしながら解説していく。 ただウイルスとの共生だけにとどまらずエピジェネティクスや医療への応用にまで風呂敷を広げすぎて、細部の掘り下げが物足りない。と言うか、こんなすごい話がある、あんな驚きの話もある、と書きながら、なぜすごいのか、なぜ驚きなのかは教えてくれないような感じ。まだぜんぜん仮説の段階の学説を紹介しているので、やむを得ないところもあるのだろうけれど。著者は「今までの常識には反する考え方」と言うが、素人向けにもう少しどこがどう今までの常識と違うかを丁寧に整理してほしかった。ウイルスや微生物のあいだでの遺伝子の水平伝播なんかはそこまで目新しい話でもないと思うし。。。個人的には、生物の遺伝子の中にあるウイルス由来の遺伝子が再活性化することや、異種交配がそんなに珍しいことではないなどは、今まで知らなかったことであった。あとエピジェネティクスが遺伝するなんて話は、なんだか理屈がわからない(生殖細胞に働かないといけないよね?)ので、そこを解説してくれればよかったのに。 あと、語り口が冗長なので少し飛ばし読みする感じになる。訳はどうなんだろうな、とも思う。また索引がないのも不満。中途半端な用語解説とかつけられても役に立たいのですが。文句が多くてすみません 書かれているテーマそのものは刺激的だと思うので、たとえば義務教育レベルの進化論くらいしか知らない人が読んだら「へー」となるかも。 あと時節柄、ウイルスの「弱毒化」についても考えさせられた。ウイルスの生存には宿主をバンバン殺すと不利なので共生する方向に向かいやすいのは確かだが、「弱毒化」の過程には宿主の淘汰も含まれうるわけですな。。。

Posted by ブクログ

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