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遮光 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2010/12/24 |
| JAN | 9784101289533 |
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遮光
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商品レビュー
3.7
241件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は歌うように嘘をつく青年。 恋人が交通事故で亡くなり、遺体を見に行った病院で恋人の縫合された小指をライターの火で離し盗む。 幼少期に両親を亡くしたときも死んだ両親の爪や髪の毛を所持していた。 成長しても変わっていないのかも。 嘘をつくのは大丈夫な振りをするためなのかも。 演技をしてしまうのもきっと自分を保つためなのだろう。 序盤は面白さがよくわからなかったが中盤辺りから面白く感じるようになった。
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中村文則さんの本を初めて読みました。不気味で怖いのですが、ちゃんと文学でした。すごい作家さんですね。将来国語便覧に掲載されるのではとすら思ってしまいました(もうされてたら申し訳ありません)。他の作品も読ませていただきます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
悲しい暗い気持ちになったけど、それが良かったです。 作中で、 この指の標本は元々私の中に存在していたものであった気がした。この中には私が今まで選んでこなかったもの、私が蔑ろにした陰鬱な世界が入っているような気がした。 というところがとても好きです。 最後は特に悲しく怖い気持ちになりました。もう行き着くところまでいった先がそこしかない感じがしました。 主人公が深い闇や苦しみを、意識して隠して生きてきて、何が本当の言葉なのか気持ちなのか自分でも分からなくなっていながら、演じている自分に気持ち良さを感じている時があるところは少し共感出来るところがありました。 何で私はよく無性に暗い小説を読みたくなるのか分かった気がしました。 中村文則さんの作品は2作目ですが、他のも読みたいと思いました。 でも読むタイミングやスパンは注意しないといけないなと思いました。
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