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瞬間と永遠 ジル・ドゥルーズの時間論
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瞬間と永遠 ジル・ドゥルーズの時間論

桧垣立哉【著】

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瞬間と永遠 ジル・ドゥルーズの時間論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2010/12/14
JAN 9784000234825

瞬間と永遠

¥3,960

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2022/09/24

今まで7冊ほどドゥルーズの解説書を読んで、どれも刺激を受けたのですが、本書が一番「未来への予感をはらむ」もののように感じます。例えば同著者の『バロックの哲学』など。 この本と『差異と反復』、『意味の論理学』の三書を抱えて沈潜したい気持ちもあり。

Posted by ブクログ

2010/12/06

言葉で述べることと身体が行為することとは、そもそも一致するものではない。そのズレは原則的な問題だ。パラドックスは、つねにこれらのあいだのズレに関わっているのだから。 こうしたパラドックスを突きつけられることが、ひとが思考をはじめる原初にあるのではないか。ドゥルーズが「出逢い」と呼...

言葉で述べることと身体が行為することとは、そもそも一致するものではない。そのズレは原則的な問題だ。パラドックスは、つねにこれらのあいだのズレに関わっているのだから。 こうしたパラドックスを突きつけられることが、ひとが思考をはじめる原初にあるのではないか。ドゥルーズが「出逢い」と呼んでいる事態、思考を強要してくる「出逢い」とは、それ自身、こうしたパラドックス的な自己の生のことではないか。自己の無思考を自己に突きつけ、「思考しえないものの思考」を導いてくること。しかし、矛盾のなかで思考停止に陥るのではなく、まさにそこから思考をはじめていること。 ひとは奇妙なことをするし、整合性のないことをしゃべる。いい加減なことをして、その奇妙さを自覚させられる。そのとき、ひとは新しいものと出逢っているし、愚鈍さをもって思考を発生させている。このことを明確にしなければならない。そして、そこでの恥じらいと重なる自己の倫理を探らなければならない。

Posted by ブクログ

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