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新版 グロービスMBAビジネスプラン グロービスMBAシリーズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
| 発売年月日 | 2010/11/26 |
| JAN | 9784478014745 |

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新版 グロービスMBAビジネスプラン
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
グロービスMBAシリーズの1冊で、「ビジネスプラン」を扱うのが本書。 冒頭において 「成功している企業、あるいは経営者、マネジャーは、多かれ少なかれビジネスプランの重要性を理解している。彼らは、優れたビジネスプランが資金調達手段、実際の計画書、マーケティングツールとして、いかに有用かを知っている。そして何よりも彼らは、その作成過程においてビジネスプランを突き詰めていけばいくほど、実際の事業の成功の確率が高まることを知っているのである」(P.2) と始めているように、良く練られたビジネスプランの有用性から議論を始める。 どのような内容を扱っているかを触れるのに、目次の一部を引用してみる: =========================================== ■ビジョンとミッション、経営理念 ・成功する事業を導くビジョン ・ミッション、経営理念 ■ビジネスモデルと戦略 ・標的市場と提供価値 ・ビジネスモデル ・事業戦略 ■マーケティングとオペレーション ・コミュニケーションと営業戦略 ・オペレーションシステムの構築 ■ファイナンス ・予測財務諸表とプロジェクトの評価 ・キャッシュフロー・シミュレーション ・財務計画と管理 ■マネジメントチームとリーダー ・チームのあり方とリーダーの役割 =========================================== このように、概念部分(ミッション、ビジョンなど)から具体的な部分(オペレーションなど)まできっちりと網羅されている。 まったくの初心者が「これを読めば万事解決」かと言われると少々難しいものの、相応の社会人経験を有しているか、多少なりともビジネス本を読んでいれば読めるくらいには分かりやすい。ケースと称して具体的な例もいくぶんか掲載されている点も嬉しい。 個人的に興味深かったのは、 ①ビジョン、ミッション、経営理念を簡潔に定義していた点 ②オペレーションの要点を整理していた点 ③ビジネスプラン段階で設備投資評価やキャッシュフロー予測をどのような粒度で設定すべきかを議論していた点 である。具体的には、 ■ビジョン:「創業者化経営者が考える企業の理想の姿」「将来的にどんな企業になりたいかを言葉で表したもの」(P.52) ■ミッション:「起業が責任を持って成し遂げたいと考える任務」(P.69) ■経営理念:「起業が依って立つ信念や哲学、経営姿勢を表明したもの」(P.69) であり、ビジョンを設定する意義や「良いビジョン」が持つべき要件なども併せて記載されており、大変勉強になる。 また、①サイクルタイム、②ボトルネック、③キャパシティ/スループット、④アイドルタイムを戦略やビジネスプロセス((P.152))どう結びつけるかという論点を指摘している点も大変興味深かった。
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新規ビジネスの発案から説得、支援獲得、チーム編成、実行、修正まで、網羅的に詳しくバランス良くかつわかりやすく説明されていた良書。 印象的だったり勉強になったのは、 ●ビジネスプランを提示する相手に応じて強調ポイントや詳述ポイントを変える(金融機関にはキャッシュフローを中心とした財...
新規ビジネスの発案から説得、支援獲得、チーム編成、実行、修正まで、網羅的に詳しくバランス良くかつわかりやすく説明されていた良書。 印象的だったり勉強になったのは、 ●ビジネスプランを提示する相手に応じて強調ポイントや詳述ポイントを変える(金融機関にはキャッシュフローを中心とした財務計画を、ベンチャーキャピタルにはイグジットプランを、社内経営者には全社の理念やミッションとの整合と既存事業への恩恵を、それぞれ強調するなど)。 ●どうやってマネタイズするかのビジネスモデルの重要性と、競合に模倣されないような工夫(組織文化やコアな技術があれば良いが、それがなければ、サプライヤーチャネルや顧客の囲い込み、デファクトスタンダード化によるブランド構築とネットワーク外部性の獲得など)が重要。 ●オペレーション設計の大切さ(ここで優位性が決まる) ●モデルや戦略と同等以上に大切なのが、チームリーダーとマネジメントチームの能力と構成(様々な価値観とスキルを揃え、イエスマンにせず議論を活発化させること。チームリーダーへの共鳴と事業のビジョンへの共感を全員が持つこと。事業が軌道に乗るまではメンバーを変えない。社内の支援体制として経営資源の獲得競争は高位の役員が調整する。など)である。 ●投資判断にあたっての財務分析手法として、NPVがメインとなる、IRRはプロジェクト期間中の獲得キャッシュの再投資の収益率の前提が現実的になる担保がないという欠点を持っている、これを補完するため途中獲得キャッシュの運用率を別途定めてプロジェクト終了時点のキャッシュフローを見積り運用収益率を算定するMIRRという手法がある、など。
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形骸化しがちなビジネスプランについて必要な項目ごとの意義と実践の方法をバランスよく記載しており、実用的な一冊。
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