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オリーヴ・キタリッジの生活
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オリーヴ・キタリッジの生活

エリザベスストラウト【著】, 小川高義【訳】

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オリーヴ・キタリッジの生活

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2010/10/25
JAN 9784152091628

オリーヴ・キタリッジの生活

¥770

商品レビュー

4.1

54件のお客様レビュー

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2026/09/13

偏屈なオリーヴ・キタリッジ。たまに自分のようで苦しくもあり、いやいやそれはないよ、と思う一面もあり、静かな小説ながら心が揺れるお話しだった。読み進めるのに苦労したのは、登場人物が多く時代も行ったり来たりした複雑な構成だったから?幸せとは何かを考えて苦しくなったから?どちらもでした...

偏屈なオリーヴ・キタリッジ。たまに自分のようで苦しくもあり、いやいやそれはないよ、と思う一面もあり、静かな小説ながら心が揺れるお話しだった。読み進めるのに苦労したのは、登場人物が多く時代も行ったり来たりした複雑な構成だったから?幸せとは何かを考えて苦しくなったから?どちらもでした。

Posted by ブクログ

2026/08/02

今まで読んで泣いた本はそれほど多くないが、これは泣いた。人が自分の人生を十分には理解できないまま生き、あとになって「ああ、あれが愛だった」と確認する場面が繰り返される。不幸だけは「いま不幸が起きています」と目を逸らせない形でやってくるのに、人生のうちの良い時間は、過ぎ去ってからで...

今まで読んで泣いた本はそれほど多くないが、これは泣いた。人が自分の人生を十分には理解できないまま生き、あとになって「ああ、あれが愛だった」と確認する場面が繰り返される。不幸だけは「いま不幸が起きています」と目を逸らせない形でやってくるのに、人生のうちの良い時間は、過ぎ去ってからでなければ見えないことがある。 重大なことが起こった時、世界は一度止まるべきだ。朝は来るべきではないし、花は咲くべきではない。でも朝も春も来て、チューリップは見事に咲く。世界が人間の悲嘆とは無関係に続いてしまう、その侮辱に近い感覚まで、説明ではなく出来事の配置によって再現されている。 この本では、いろいろなことが「起こす」ではなく「起こる」。恋に落ちる。人が倒れる。子どもが遠くへ行く。季節が変わり、時間が流れてしまう。そこに納得できる原因や物語上の必然が用意されるとは限らない。人は人生の作者というより、起きたことの発生現場に居合わせ、その後どう応じるかを引き受ける。 連作短編という形式もよかった。オリーヴを好きな人も嫌いな人もいて、オリーヴ、ヘンリー、クリストファーが同じものを見ても、見えているものはまるで違う。誰か一人だけが正しいのではないと読み進めながら知ることができる。同時に、自分の知ることのできる情報には限りがあって、何かを知ったからといって全てを知ったわけではないと肝に銘じないといけないな、と思った。 ひとつ文句をつけるなら、クロズビー、人いすぎ。クロズビーの住民はそれぞれの人生では主人公なのでしょうけど、こちらの作業記憶には限界がある。再登場する人物を何度も「どちら様でしたか」と迎えることになった。

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2026/06/29

オリーブ・キタリッジの生活というタイトルから、かっこいい女性のキラキラしたストーリーなのかと思ったが、全く違っていた。 中年の大柄な元数学教師の人生の後半の物語で、オリーブは主人公でもあり脇役でもある。ほとんど大きな出来事はなく、それでも不安や怒りや裏切りなどとても共感できるし胸...

オリーブ・キタリッジの生活というタイトルから、かっこいい女性のキラキラしたストーリーなのかと思ったが、全く違っていた。 中年の大柄な元数学教師の人生の後半の物語で、オリーブは主人公でもあり脇役でもある。ほとんど大きな出来事はなく、それでも不安や怒りや裏切りなどとても共感できるし胸を打つ言葉もそこここに出てくる。たくさん登場人物がいるのでややこしいけれど、少しずつオリーブの生活に巻き込まれて(引き込まれて?)しまう。 とっつきにくいけれど読んで良かった。誰にでも薦めるのは難しいけれど読んでほしいと思える一冊。 ピューリッツァー賞受賞作品とのこと。

Posted by ブクログ

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