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秒速5センチメートル(1) アフタヌーンKC
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秒速5センチメートル(1) アフタヌーンKC

清家雪子(著者)

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秒速5センチメートル(1) アフタヌーンKC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/11/22
JAN 9784063107111

秒速5センチメートル(1)

¥605

商品レビュー

4.3

36件のお客様レビュー

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2025/10/16

実写版の公開にあわせて、原作アニメ版を観た流れで、SNSでフォローしている映画アカウントの方がオススメしていて気になり、読んだ。 新海誠監督の原点と言えるアニメ映画『秒速5センチメートル』のコミック版。映画の公開から3年後に連載された本作では、物語の空白を埋めるようなサブエピソ...

実写版の公開にあわせて、原作アニメ版を観た流れで、SNSでフォローしている映画アカウントの方がオススメしていて気になり、読んだ。 新海誠監督の原点と言えるアニメ映画『秒速5センチメートル』のコミック版。映画の公開から3年後に連載された本作では、物語の空白を埋めるようなサブエピソードが追加。第1巻では原作の第1話『桜花抄』と第2話『コスモナウト』を中心に、キャラクターの心情や背景がより克明に描写されている。 映画では1時間という作品尺ゆえに、悪く言えば「ダイジェスト的」、よく言えば「余白のある」物語だった"秒速5センチメートル"だが、オリジナル要素のおかげで、より分かりやすく、切ないラブストーリーとして生まれ変わっていた。 印象的な場面は忠実に再現しつつも、主人公・貴樹と明里の幼少期や、主人公に思いを寄せる花苗の過去などが追加され、登場人物の行動により共感しやすくなったのも素晴らしかった。 また、人物の作画が美しいのもコミック版ならではの魅力。 原作アニメ版は、若干、成人ゲームに近いキャラデザであったり、幼少期の明里のいかにもな幼女っぽさに少し苦手意識を感じていたので、個人的には漫画の絵柄が好みではあった。 単行本のみに収録されている「その後の明里」についての書き下ろしも、漫画版のカラーを象徴する一編で見事。 全編を通して、新海誠版で色濃かった「男性の未練がましさ」よりも、「女性のひたむきさ・繊細さ」が強調されていたため、アニメ版が持つ不気味さが、良い意味で薄まっていたようにも思う。 正直、映画版のミッシングリンクを埋める物語としての面白さはあるので、予習を推奨したい作品ではあるが、そうでなくとも、原作のラブストーリーとしての面白さを抽出した名作だったと思う。

Posted by ブクログ

2024/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 これは「叶えられなかった青春」の物語なんだろう。青春の淡すぎる恋の物語だ。小学校に一年違いで転校して来た明里と貴樹。二人とも大人びていて品が良く、趣味は読書だ。そこには、転校生という「異物感」があったのかも知れない。群れない二人は仲良くなり、やがて恋心を抱いてゆくが、幼い二人は明里の再びの転校によって引き裂かれてしまう。  貴樹も転校し、種子島と栃木に分かれてしまう。そして、貴樹に想いを寄せる花苗の存在。明里も告白され、ゆっくりと二人の距離は離れてゆく。これは、「心の距離」の物語でもある。2巻では、思い出に決着がつくのかな。

Posted by ブクログ

2022/08/13

アニメを見ただけでは分からなかった、自分の心にできた感情の輪郭が、このマンガを読んだら少しはっきりとした。絵の綺麗さは原作に敵わないけど、マンガらしく、絵と言葉のミックスで見た人に世界を伝える事ができていると思います。

Posted by ブクログ