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嘔吐 新訳
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 人文書院 |
| 発売年月日 | 2010/07/20 |
| JAN | 9784409130315 |
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嘔吐 新訳
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商品レビュー
3.9
47件のお客様レビュー
コンディションやら相性やら時機やら個人の能力的な問題やらあるのだろうが、ぶっちゃけ退屈でおもしろくないと思いながら読んだ ネチャネチャベタベタした世界観やそこから浮いてしまう自分、生への根源的な違和感などを描くことに振り切っている感じ 平坦でのっぺりしている
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ロカンタンという自己の存在とその周りを囲うものの存在。 その同一性を見出した瞬間に襲ってくるのが、吐き気だった。人間はものと等しくただ偶然にそこにあるだけなのだ。彼が誇示していた過去の冒険(自分の人生が、稀に見る貴重な質を帯びること)は、過ぎ去ってしまった以上、現在の存在に何の本...
ロカンタンという自己の存在とその周りを囲うものの存在。 その同一性を見出した瞬間に襲ってくるのが、吐き気だった。人間はものと等しくただ偶然にそこにあるだけなのだ。彼が誇示していた過去の冒険(自分の人生が、稀に見る貴重な質を帯びること)は、過ぎ去ってしまった以上、現在の存在に何の本質も与えない。 自分の無価値を痛感するから吐き気を催す。 じゃあ音楽とは何だったのか。それは存在ではない次元にあって、始まったそばから終わっていく。言うなれば、人生における冒険の瞬間のみを切り取ったようなものなのだろう。 小説も同じ。冒険の瞬間のみを切り取る。 では、これを自分に置き換えて捉えたらどうなる? 今ここにあることは偶然で、生きていることに本質的な価値がない、予め確実な存在理由がないとしたら、何を志向して生きればよいのか。 完璧な瞬間や冒険は過ぎてしまえば、何も残らない。 できることは、その瞬間を保存することなのかもしれない。だから、書く必要がある。 たとえ保存したとて、存在の偶然性には逆らえないとしても。
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自分は実存主義が好きっぽいのでサルトルの有名な本を読んでみた。 小説って体だが主人公の心情を吐露する日記を読んでいくスタイル。大きなストーリー性のようなものがあまり感じられないため物語として読むのは途中まで自分には結構きつかった。最後の方は勢いが出てきてガッツリ読めたが。主人公の...
自分は実存主義が好きっぽいのでサルトルの有名な本を読んでみた。 小説って体だが主人公の心情を吐露する日記を読んでいくスタイル。大きなストーリー性のようなものがあまり感じられないため物語として読むのは途中まで自分には結構きつかった。最後の方は勢いが出てきてガッツリ読めたが。主人公の人生や世界への気付きは哲学っぽいなーと浅く感じた。 個人的に一番嬉しかったのはあとがきでフッサールの現象学に触れられていたこと。 主人公の世界描写が細かくて、たまたま最近読んだフッサールの現象学っぽいなーって思ってたら、サルトルもそれを勉強して書いたっぽくて読書の成果出てるなと感じて嬉しかった。(小並感)
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