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他者のような自己自身 新装版 叢書・ウニベルシタス530
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 法政大学出版局 |
発売年月日 | 2010/05/01 |
JAN | 9784588099199 |
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他者のような自己自身 新装版
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
ポール・リクール初めて読んだが、文章がなかなか難解だった。「自己」なるものをめぐって思考が凝らされてゆく。最初は言語における「自己」「自己自身」等が分析されるが、当然ながらフランス語での話なので、フランス語の知識がない自分にはかなり理解が難しい。 しかし苦労して読んでいくと、...
ポール・リクール初めて読んだが、文章がなかなか難解だった。「自己」なるものをめぐって思考が凝らされてゆく。最初は言語における「自己」「自己自身」等が分析されるが、当然ながらフランス語での話なので、フランス語の知識がない自分にはかなり理解が難しい。 しかし苦労して読んでいくと、このスリリングな知的探究がおもしろくなってくる。 ただし、最後の方、なぜか話題は「倫理」にうつってゆく。なぜそうなるのかよくわからなかった。先日読んだマイケル・サンデルの続きであるかのような錯覚に陥った。カントが道徳の根本的価値と断じた「自律」の概念をたどることによって、「自己」をめぐる本書のテーマに還ってくる点は理解できたが。 ポール・リクールはもうちょっと著書を読んでみないと、立ち位置がよくわからないと感じた。
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