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粘膜兄弟 角川ホラー文庫
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粘膜兄弟 角川ホラー文庫

飴村行(著者)

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粘膜兄弟 角川ホラー文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/05/24
JAN 9784043913039

粘膜兄弟

¥440

商品レビュー

3.6

40件のお客様レビュー

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2025/05/29

話としては独立している作者の粘膜シリーズ第三弾。 グロテスクでネジが外れた世界設定は健在ながら、今作は特にコメディタッチが強く、作者の魅力である文学とエンタメのバランスはそこまで取れていない様感じた。 散りばめられながらも作動しないファクターも多く、緻密性があればプロットの魅力...

話としては独立している作者の粘膜シリーズ第三弾。 グロテスクでネジが外れた世界設定は健在ながら、今作は特にコメディタッチが強く、作者の魅力である文学とエンタメのバランスはそこまで取れていない様感じた。 散りばめられながらも作動しないファクターも多く、緻密性があればプロットの魅力でかなり化けた作品だったのではと口惜しい。

Posted by ブクログ

2024/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 双子の兄弟、須川麿太吉・矢太吉が主人公。  時代背景は太平洋戦争の初頭から始まる。 今回は何故か子どもの「爬虫人」(頭が蜥蜴で体が人間)が出てくる。  兄弟が戦地のナムールから「爬虫人」を日本へ連れ帰る。  そして、「粘膜人間」にも出て来た、黒い外套に身を包んだ、顔が睾丸の瘤だらけの二頭身の神様「吉太郎」も出てくる。  何も無い空間にスリットが出来て、そこから現れる全身が真っ黒の人間が、矢太吉を殴りに現れる。殴った後は帰って行く。謎の現象。  今回も残虐行為の描写が出てくるが、「粘膜人間」ほどではない。エロ度も低め。  兄弟が関わる、使用人のヘモ爺や、子どもの爬虫人との会話には、何度も笑ってしまった。  寝る前に読んだせいか、変な夢を見てしまった。  ちょっとクセになる「飴村行」恐るべし。

Posted by ブクログ

2024/08/06

「粘膜」は何ら関係ない点は置いておき、「粘膜」シリーズ第三弾。戦時下の不穏な雰囲気と理不尽な出来事、双子の兄弟のコミカルなやり取り、克明で残虐な描写。「ヘルビノ」や「ナムール」など前作とのつながりも感じさせる。もちろん「マラボウ」も(「グッチョネ」はありません)。ヘルピノ奇を衒っ...

「粘膜」は何ら関係ない点は置いておき、「粘膜」シリーズ第三弾。戦時下の不穏な雰囲気と理不尽な出来事、双子の兄弟のコミカルなやり取り、克明で残虐な描写。「ヘルビノ」や「ナムール」など前作とのつながりも感じさせる。もちろん「マラボウ」も(「グッチョネ」はありません)。ヘルピノ奇を衒ってるわけではなく、小説としてもエンターテイメント作品としてもレベルが高い。グロ耐性がある方にはおすすめしたい作品。暗澹として残酷な展開が続くが、それほど暗い雰囲気がなく読めるのは、何処か漂うコメディタッチとテンポの良さからだろう。ゆえにラストの展開はミステリー的なバッドエンドで、残り10~20ページで徐々に予想させる展開は衝撃的でやるせなさを感じさせる。前二作がラストのカタルシスがあったので、なんとも云えない余韻を残す。

Posted by ブクログ