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これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2010/05/24 |
| JAN | 9784152091314 |
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これからの「正義」の話をしよう
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商品レビュー
3.9
669件のお客様レビュー
正義について、何となくは分かっていても、いざ、正義とは何かと考えると何を根拠にしているのか曖昧な時がある。本書はその考え方について、哲学者の見解を基に紐解いていく。読んだ後には、この正義は功利主義?幸福の最大化?それとも自由?と見方を変えて見れる気がする。少し時間をおいてもう一度...
正義について、何となくは分かっていても、いざ、正義とは何かと考えると何を根拠にしているのか曖昧な時がある。本書はその考え方について、哲学者の見解を基に紐解いていく。読んだ後には、この正義は功利主義?幸福の最大化?それとも自由?と見方を変えて見れる気がする。少し時間をおいてもう一度読んでみたい。
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・一回通読。FACTFULNESSと合わせて、高校の必修科目にしてほしいレベルで珠玉の政治哲学入門書。ベンサム、カント、ロールズ、アリストテレスらの理論に対する解説と批判がわかりやすいだけでなく、ハリケーン時の便乗値上げなど具体的事例での道徳的ジレンマ導入が巧み ・本書では幸福、...
・一回通読。FACTFULNESSと合わせて、高校の必修科目にしてほしいレベルで珠玉の政治哲学入門書。ベンサム、カント、ロールズ、アリストテレスらの理論に対する解説と批判がわかりやすいだけでなく、ハリケーン時の便乗値上げなど具体的事例での道徳的ジレンマ導入が巧み ・本書では幸福、自由、美徳の3観点で正義を語っているが、個人的には秩序であったり、複雑性の逓減の観点も重要視している。本書の結論としてのバランス感覚もそれはそれで秩序だとは思う ・当たり前だけど、政治哲学は、倫理学と比べると、私的倫理より公共道徳、ヒト普遍の特徴に基づくヒト全体の共通善に重きを置いてると感じた。各個物のそのもの性を発揮することが全体に寄与するという観点は、少なくともアリストテレス、スピノザ、ミルが語っている印象だけど、個人的志向はそちら寄りかも
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他者との間にある政治や「正義」は、道徳的・宗教的価値観と切り離すことができるのか、中立であり得るのか?を考える本。 結論、中立ではあり得ないので、道徳的・宗教的価値観と切り離せないことを認め、ギャップを認識して議論しましょう、それらに正面から取り組む社会にしましょうということ。...
他者との間にある政治や「正義」は、道徳的・宗教的価値観と切り離すことができるのか、中立であり得るのか?を考える本。 結論、中立ではあり得ないので、道徳的・宗教的価値観と切り離せないことを認め、ギャップを認識して議論しましょう、それらに正面から取り組む社会にしましょうということ。 功利主義(ベンサム、ミル)では少数派の不利益が無視される。 カント、ロールズの、自由な選択と、何が善であるかの道徳的判断との切り離しに対しては、ある共同体の一員としての責任(例えば、過去の侵略戦争や人種差別政策の謝罪や補償の責任)を無視できることになる。 (リバタリアンに対しては「本当に自由でない状況でないなら自由な選択、契約ではない」よね、はそれはそう) 故に、コミュニタリアン(サンデルの立場)として、中立であり得ないことを前提に討議しましょう、という流れ。 リベラルが中立を装っても話が進まないので中立ではないことを認めるとして、理屈はわかるが、では例えば、トランスジェンダーに対する排除的言説が、実際の社会で討議された結果、どう機能しているか。 この辺りは同性婚についての下記がそのまま当てはまると思うが、今、考え抜かれているか? 考え抜かれずに排除の政治的判断だけが動いている。 「どんな人に結婚の資格があるのか決めるためには、結婚の目的とそれが称える美徳について考え抜かなくてはならない。そして、そうすることによって、われわれは論争の的である道徳的領域に入り込む。そこでは、善良な生活をめぐる考え方に中立を保つことはできないのである」 以下、蛇足の感想。 オバマが自身の宗教への関わりを認めたエピソードが書いてあるけど、これは米国の黒人社会にとってのキリスト教と非黒人のそれとの違いもあるのでは?と思ったけど特にそれはなし。 (オバマのエピソードは、ベル・フックスの著作にあった、フェミニストとしてのキリスト教信仰のあり様を思い出した。家父長性批判をするからと言って信仰を捨てなくていい。)
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