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ボートの三人男 中公文庫
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ボートの三人男 中公文庫

ジェローム・K.ジェローム【著】, 丸谷才一【訳】

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ボートの三人男 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2010/03/25
JAN 9784122053014

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商品レビュー

3.8

38件のお客様レビュー

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2024/07/07

アガサ・クリスティーや太宰治など、とかく引用されることが多いイギリスの古典。気になって読んでみたら、とても面白かったです。 物語は、気鬱にかかった三人の男(犬は勘定に入れません)が、ロンドンからオックスフォードまで、ボートを漕いでテムズ河を往復する旅の顛末を描いているだけです。...

アガサ・クリスティーや太宰治など、とかく引用されることが多いイギリスの古典。気になって読んでみたら、とても面白かったです。 物語は、気鬱にかかった三人の男(犬は勘定に入れません)が、ロンドンからオックスフォードまで、ボートを漕いでテムズ河を往復する旅の顛末を描いているだけです。しかし、この三人、準備に手こずりなかなかボートに乗らないのですが、いざ乗って帰ってくるまで、その合間に語られるユーモアのある会話のやり取りや、過去の出来事を回想するシーンの数々のエピソードは、とても楽しく読むことができました。 主人公のわたし(=著者)は、ボートを漕ぎながら、テムズ河流域の歴史や地理などに思いを馳せるのですが、日本人からするとわかりにくいところもあります。そこは、Mapアプリでテムズ河の様子を眺めたり、水閘(すいこう=ロック:水位の差の水域を船が通過できるようにした設備)の写真を検索して眺めながら読んだので、情景がよく理解できました。 そんなスマホの寄り道が多かったので、読み終わるのに時間がかかりましたが、各章の最初に、その章の要約が書かれていて、途切れ途切れに時間をおいて読んでも、内容を見失うことがないのが嬉しかったです。 欲を言えば、簡単な地図があると良かったのにとは思いました。あと、注釈も欲しいですね。この辺りが減点かな。丸谷才一の訳文は読みやすく、井上ひさしの解説も良かっただけに残念。カバーのイラストは和田誠さん。本文を読んだ後ではジワジワ来ますね…。 この手の本で頭に思い浮かぶタイトルは、ヴィクトル・ユーゴー『ライン河幻想紀行』ですが、おそらくこれほどユーモアに富んではいないかもしれない。コニー・ウィリス『犬は勘定に入れません』とともに、気になっている本なので、二つともいつか読んでみたいです。

Posted by ブクログ

2023/12/29

クスクス笑える小説。旅の前の荷造りが終わらなくて絶望的な気持ちになる深夜がすごく共感した。面白いのだけど話の山場みたいなものが見えず、途中で飽きてしまった。12章まではきちんと読んだが、13〜18章は読まずに最終章の19章だけ読んで読了。

Posted by ブクログ

2023/05/24

フォローしているb-matatabiさんの感想に共感して手にした。英国ユーモア小説の古典と言う事だが、今読んでも、変わらない人間の本質とかが描かれていてドキッとさせられる。バカバカしい小説の様だが鋭い人間観察が面白かった。

Posted by ブクログ

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