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月は無慈悲な夜の女王 新装版 ハヤカワ文庫SF1748
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2010/03/05 |
JAN | 9784150117481 |
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月は無慈悲な夜の女王 新装版
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商品レビュー
3.8
125件のお客様レビュー
どこかしこにおすすめされているSF小説 とにかく難しい。思ったより読むのに時間がかかった。 でも、60年も前に、今の時代や近い未来に本当に存在するような世界の細かい設定やユーモアのある登場人物達を組み立てるハインラインさん、単純に凄げえと思った。
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※このレビューにはネタバレを含みます
やっと、読みました。ロバート・A・ハインラインさんの代表作の一つです。『夏への扉』が彼の作品中一番すきなものですが、大好きな作品の趣とは違ったものでした。 本作は、『宇宙の戦士』で語られたノブリスオブリージュ的な思想とは、逆の思想が語られています。2076年では、月は罪を犯した人たちが暮らす巨大な刑務所としての利用が始まり、それなりの月日がたった世界です。月を地球の植民地的な状態から、独立を図る物語です。現在の社会システムを壊し、闘争により新たな社会基盤を構築する「革命」の話です。政府なんて必要ないし、税金を納める仕組みもいらないという思想のもと、着々と革命を起こしていく物語です。自由主義的な思想と、革命を成功に導くための行動が描写されており、大衆を行動へと駆り立てる手法の一端を知ることができます。 また、月世界では構成される男女比が女性が圧倒的に少ない状態なので、そこで構築される家族がどんな概念のもと構築されていくのかも語られています。社会、政治、思想など人間社会がどうなるのかという未来を描いているSFです。とても読み応えのある作品でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
最後には沈黙してしまうというのが、なんとも夢があるなぁと思う。この世界で描かれていることがそんなに遠くない、少なくとも生きてるうちに月で暮らす人は出てくるかも(南極基地、宇宙ステーションみたいな)というところまで来ている。少なくともアダムはもう一部実現しつつあるわけで。人の想像できるものは実現できるというのは本当のことだなー。ガンダムとどっちがはやいのだろう。
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