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槍ヶ岳開山 新装版 文春文庫
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槍ヶ岳開山 新装版 文春文庫

新田次郎【著】

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槍ヶ岳開山 新装版 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2010/03/09
JAN 9784167112387

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商品レビュー

4

24件のお客様レビュー

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2025/09/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

今年の夏、親しい友人と計画して槍ヶ岳を登頂した。予定よりも天候が悪く、これまでの登山経験の中でもなかなか厳しい登山であった。登山中に登山仲間から播隆上人について教えてもらい、槍ヶ岳山荘でもその歴史を断片的に学んだ。 小説の中の播隆上人はもともと商人であり、おはまという妻もいる普通の男であった。数奇な運命により僧侶となり、笠ヶ岳と槍ヶ岳の開山を行なうこととなった。登山だけの話ではなく、この小説は播隆上人を通して人の想いや人々の運命を語る物語であると感じた。 やっと滲むような暑い夏が終わり、夏の槍ヶ岳を思い出しながらこの本を読み終えた。

Posted by ブクログ

2025/07/25

新田次郎の作品を読み始め、地元にゆかりのあるものがたりと思いながら、手に取りました。つらい事は、いつの時代でも、どこでもおきるでしょう。一心不乱に、何かをなせばそれを乗り越えれるのでしょうか?名のある山の頂には、良く祠があります。それを安置した先人に想いをはせ、自然への畏敬と世界...

新田次郎の作品を読み始め、地元にゆかりのあるものがたりと思いながら、手に取りました。つらい事は、いつの時代でも、どこでもおきるでしょう。一心不乱に、何かをなせばそれを乗り越えれるのでしょうか?名のある山の頂には、良く祠があります。それを安置した先人に想いをはせ、自然への畏敬と世界の安寧をせめて、祈りたいです。

Posted by ブクログ

2025/01/23

昨年の秋に槍ヶ岳に登った際に友人に薦められて手に取った本。 新田次郎の丁寧な取材で明らかにされる播隆と槍ヶ岳開山の歴史は読み応えがあるが、自分は何よりひとりの求道者をカリスマに仕立て翻弄する世論について考えさせられた。 自らをタレントとして売り出しカリスマになろうとする人だけ...

昨年の秋に槍ヶ岳に登った際に友人に薦められて手に取った本。 新田次郎の丁寧な取材で明らかにされる播隆と槍ヶ岳開山の歴史は読み応えがあるが、自分は何よりひとりの求道者をカリスマに仕立て翻弄する世論について考えさせられた。 自らをタレントとして売り出しカリスマになろうとする人だけでなく道を極めてひとつの仕事に心血を注いでる間に周りから勝手にカリスマに仕立て上げられる人もいる。播隆はまさにその人で、そのいやらしさに気づきつつもそれを受け入れることで様々な困難に翻弄される。戒律を守り続け、求道を続けることは難しい。 思いがけず社会的な地位や名声を得てしまった時や他者の評価が自己評価よりも上回ってしまった時の身の処し方を考えさせられる。

Posted by ブクログ