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不思議の国のアリス 角川文庫
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不思議の国のアリス 角川文庫

ルイスキャロル【著】, 河合祥一郎【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/02/24
JAN 9784042118039

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不思議の国のアリス

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商品レビュー

3.6

107件のお客様レビュー

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2024/11/12

『不思議の国のアリス』は、一見すると子供向けのナンセンス文学に見えるかもしれない。しかし、その実体は19世紀ヴィクトリア朝の理性的世界の裏面に開いた「裂け目」であり、数学者キャロルが残した神秘的イニシエーションの書なのだ。 「白兎」を追って潜り込む「穴」—それは意識の表層から深...

『不思議の国のアリス』は、一見すると子供向けのナンセンス文学に見えるかもしれない。しかし、その実体は19世紀ヴィクトリア朝の理性的世界の裏面に開いた「裂け目」であり、数学者キャロルが残した神秘的イニシエーションの書なのだ。 「白兎」を追って潜り込む「穴」—それは意識の表層から深層への降下を暗示する魔術的な通路である。アリスの「落下」は、実は通常の時空間から「別の現実」への儀式的な移行なのだ。壁に並ぶ本棚、テーブルの上のビン、鍵のかかった扉—これらは日常的な事物でありながら、同時に錬金術的な象徴として機能している。 「飲め」「食べろ」と書かれた不思議な薬と菓子。それらを口にすることで引き起こされる身体の伸縮は、実は意識の拡大と収縮を表す秘教的な比喩なのだ。アリスの身体変容は、ヘルメス主義における「as above, so below(上なるものは下なるものの如し)」という原理の、驚くべき形象化である。 「チェシャ猫」の神秘的な笑みは、可視と不可視の境界を溶解させる。その姿の出現と消失は、実在のより深い層における「存在と非存在の同時性」を暗示している。猫は「存在の神秘」を体現する魔術的な案内人なのだ。 「狂った帽子屋のお茶会」は、時計が「6時」で永遠に止まった儀式的な場である。そこでは線形の時間が円環する「聖なる時間」へと変容する。帽子屋と三月ウサギの「狂気」は、実は日常的理性を超えた「別の論理」への目覚めなのである。 「ハートの女王」の支配する宮廷は、ユング的な意味での「集合的無意識」の形象化だ。そこでは論理が夢の文法に従い、因果が逆転し、存在が記号と化す。「首をはねよ!」という女王の叫びは、実は古い自我の死と新たな意識の誕生を告げる密儀的な宣告なのだ。 さらに驚くべきは、物語全体を貫く数学的構造である。キャロルは非ユークリッド幾何学の可能性に魅せられていた。「不思議の国」の空間は、実はそのような「別の幾何学」が支配する領域なのかもしれない。論理と非論理、理性と狂気、存在と非存在—これらの二項対立は、より高次の実在の中で統合されるのだ。 トランプの兵隊たちが舞い上がり、夢から「覚醒」するラストシーン。しかし、それは本当の意味での「目覚め」なのだろうか? むしろ「不思議の国」こそが、より深い実在であり、私たちの「現実」の方が夢なのではないか? キャロルは、童話という仮面の下に、驚くべき魔術的叡智を隠蔽していた。『不思議の国のアリス』は、今なお私たちを「別の現実」への扉の前へと導く、強力な魔術書として機能しているのである。

Posted by ブクログ

2024/08/19

名前だけであればほとんどの人が聞いたことがあるであろう、有名な海外児童文学。 不思議な世界観と、言葉遊びが主たる魅力であろう。 しかし前者はあまりに突拍子がなく分かりづらく、理解に苦しむ。 おそらく、理解する物語でもない。 また後者は翻訳故にその魅力が薄れているように思う。 翻訳...

名前だけであればほとんどの人が聞いたことがあるであろう、有名な海外児童文学。 不思議な世界観と、言葉遊びが主たる魅力であろう。 しかし前者はあまりに突拍子がなく分かりづらく、理解に苦しむ。 おそらく、理解する物語でもない。 また後者は翻訳故にその魅力が薄れているように思う。 翻訳も頑張ってはいるようだが、如何せん、海外との感覚の差異などもあってか、馴染まなかった。 本作はアニメーションで見たほうが、感覚的に捉えやすいのかもしれない。

Posted by ブクログ

2024/06/25

原作と同じ挿絵を使っているところが良い。妙に大人びていて気が強そうで、不機嫌そうな顔は多いけどアリスが笑ってる絵は一枚もない。異常な世界を冷静に見ていつも通りに振る舞う利口な子供、それが不思議を生む様を見事に描き表していると思う。この挿絵抜きでアリスは味わえない。 大人になるにつ...

原作と同じ挿絵を使っているところが良い。妙に大人びていて気が強そうで、不機嫌そうな顔は多いけどアリスが笑ってる絵は一枚もない。異常な世界を冷静に見ていつも通りに振る舞う利口な子供、それが不思議を生む様を見事に描き表していると思う。この挿絵抜きでアリスは味わえない。 大人になるにつれ、この作品に描かれている不思議性は現実に普通にあるように思えてくる。それは恐らく、数学のように自由な思考で考えると、学校で習いもしないごく当たり前のことほど突き詰めれば深遠な謎があり、一方で日常の社会常識は突き詰めるとナンセンスな偏見ばかりだからだ。意識すれば不思議の国はどこにでもあるけど、ただのトランプのくせに!と言ったせいでトランプが襲いかかってきても目は覚めないという究極の不思議がある。

Posted by ブクログ

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