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第一次世界大戦 忘れられた戦争 講談社学術文庫1976
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/01/12 |
JAN | 9784062919760 |
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第一次世界大戦 忘れられた戦争
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商品レビュー
4
14件のお客様レビュー
▼山上さんという著者の方は存じ上げなかったのですが、楽しめた読書でした。実は「第一次世界大戦について」の一般向けの本を読むのって、多分2冊目か3冊目なんです(笑)。なかなか1回ではすぐに忘れて残らなくて。あともう1冊くらい読んだら、大まか明瞭に把握できるのではと期待しています。 ...
▼山上さんという著者の方は存じ上げなかったのですが、楽しめた読書でした。実は「第一次世界大戦について」の一般向けの本を読むのって、多分2冊目か3冊目なんです(笑)。なかなか1回ではすぐに忘れて残らなくて。あともう1冊くらい読んだら、大まか明瞭に把握できるのではと期待しています。 ▼どことどこが、なんで戦ったんだっけ?・・・・というところからして、「ヒトラー」という千両役者?がいる第二次世界大戦と違って・・・。というのが世界史音痴だった自分の状況だったので。 ようやくぼんやり分かってきました。つまり、第一次次世界大戦は、欧州帝国主義と、欧州帝政国家とが限界に達したんだなあ、と。自分たちが生み出したグローバルな侵略的資本主義に自分たちが呑み込まれたというか。そして引き換えに、アジア中東アフリカの民族自決主義&独立運動を招いた。社会主義革命と帝政の崩壊を招いた。東欧の民族国家主義台頭と、アメリカ(と日本)の台頭を招いた。 (色々間違っているかも知れませんが) ▼結局、出る杭は・・・というヤツで、植民地帝国主義、あるレベルの広域統一国家、そして資本主義の勃興‥‥という観点で言うと、恐らく18世紀~19世紀、イギリスの独り勝ち。そして不動の2位にフランス、体力図体が小さいけれどオランダ…と言ったところか。そして辺境の新興勢力アメリカ。同じく辺境の古豪ロシア。 その一方で統一が遅れたり、出遅れたのがドイツ、イタリア。まだしもドイツの方がビスマルク時代に急成長、仏英を脅かす。仏には勝ってしまう。 ▼このドイツが、オーストリアと組んで欧州の覇権をイギリス&フランスと争ったってことなんですよね。これ最終的に、アメリカという国がどうしてもドイツよりもイギリスにルーツ的な親和性がある。かつ、オープンな資本主義貿易としてもイギリスに親和性がある。そもそも言語が同じだし。そういうことが無かったら、ドイツが勝っていたのかもなあ、と思ったりしました。 ▼物語講談風?に語るところは語ってくれて、ロシア革命と第一次世界大戦は切っても切れないことや、アラビアのロレンスの位置づけなども親切。読みやすい満足感でした。
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ウクライナ戦争関連で、東ヨーロッパからトルコ辺りの歴史的な変遷に興味が出て、学び直しのつもりで読みました。 ドラマ仕立てで、純粋に読み物として面白かったです。 個人的に、主役はドイツではなく、ソ連でした。
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第一次世界大戦にまつわる諸相を、国際政治の観点からわかりやすく解説。それぞれの国の指導者苦悩や決断が鮮やかに描かれる。イギリスのロイド・ジョージ、フランスのクレマンソー、アメリカのウィルソン。そしてドイツのヴィルヘルム2世、ロシアのニコライ2世・・・。この未曽有の大戦により、ヨー...
第一次世界大戦にまつわる諸相を、国際政治の観点からわかりやすく解説。それぞれの国の指導者苦悩や決断が鮮やかに描かれる。イギリスのロイド・ジョージ、フランスのクレマンソー、アメリカのウィルソン。そしてドイツのヴィルヘルム2世、ロシアのニコライ2世・・・。この未曽有の大戦により、ヨーロッパ中心の歴史から、アメリカが国際政治の表舞台に登場し、またボリシェヴィズムの台頭を招く。近代史の基本的な知識を収めるのに格好の1冊。
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