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西南シルクロードは密林に消える 講談社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/11/12 |
JAN | 9784062765015 |
関連ワード | 高野秀行 / 小説・エッセイ・ノンフィクション(文庫) |
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西南シルクロードは密林に消える
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商品レビュー
4.5
78件のお客様レビュー
命がいくつあっても自分には無理だなと思わされる旅だった。いくら旅行が好きだからといっても、本書の旅については「やればできる」とは到底思えない。けれども、解説で、「この本は読書界から無視された」と書かれていたが、そんな意味分からない旅が存在するということを知るだけでも面白いのにと思...
命がいくつあっても自分には無理だなと思わされる旅だった。いくら旅行が好きだからといっても、本書の旅については「やればできる」とは到底思えない。けれども、解説で、「この本は読書界から無視された」と書かれていたが、そんな意味分からない旅が存在するということを知るだけでも面白いのにと思ってしまう。 中国のムスリムのお店にで普通にお酒を飲むことができたり、森と人の激しいせめぎ合いの中で均衡を保っているということを実感したりすることで、現地に行かないと分からない単一的でない柔軟な環境を知っていく。 カチンでアジノモトが浸透していることや、それが身体に悪いのではという噂が立つこともあることも現地感覚でしか分からない話なんだろうな。 プロローグからいきなり中国国境にて身柄を拘束されるところから始まるので、そりゃあインドの出国苦労程度では "もはや「とんでもないことになった…」とも思わなかった」" という感覚になるのだろうなと思わされる謎の説得力がある(結局重大問題になっていたけど)。「文庫版へのあとがき」まで動きが濃すぎる。カルカッタでかつて身ぐるみ剥がされたことがあったとさらっと書いてあることすら大したことなさそうに思えてくる。 絶対に真似はしない(できない)けれども、絶対に訪れることのない地域を知ることができるのは、世界が広がる感覚を得られてとてもありがたい。
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高野秀行作品は多々読んできたが、その中でも道程の長さとアウトローっぷりは最大級だ。 カチン軍と行動してるときに中国の公安に捕まる場面はハラハラしたし、めちゃくちゃな言い訳に爆笑してしまった。 ナガ人の世話になっているときの大どんでん返しにも笑った。 高野さんが現地人と育んだ友情や...
高野秀行作品は多々読んできたが、その中でも道程の長さとアウトローっぷりは最大級だ。 カチン軍と行動してるときに中国の公安に捕まる場面はハラハラしたし、めちゃくちゃな言い訳に爆笑してしまった。 ナガ人の世話になっているときの大どんでん返しにも笑った。 高野さんが現地人と育んだ友情や、日韓ワールドカップの熱狂、モンゴロイド人の団結といった描写は外国人排斥に熱狂する今の日本のニュースと落差を感じた。
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過去何冊か著者の本を読んできたけれど、一番激しかった気がする。これまで読んできた本も現実離れしていたが、数段越えてきた。
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